ヨシムラ
Ninja ZX-25Rは3モデル展開。SEモデルにはオートシフターやフレームスライダーなども標準装備
2019年東京モーターショーで発表され、多くの注目を集めていたNinja ZX-25R。カワサキとしては2007年に生産が終了したバリオスⅡ以来の水冷並列4気筒・250㏄エンジンを採用するマシンとなることでも話題を呼んだが、その後、完全新設計エンジンに専用設計されたトレリスフレームのほか、トラクションコントロールやスリッパークラッチ、ショーワ製倒立フロントフォークなど、スーパースポーツモデルが採用するような豪華な装備がおごられることが判明し、その走りに期待が高まっていた。
発売時期に関しては2020年秋ごろに国内導入見込みとされてきたが、2020年9月10日(木)に全国のカワサキ正規販売店で販売されることが決定。
販売されるNinja ZX-25Rは全3モデル。標準仕様とされるNinja ZX-25Rと、その上位モデルでKQS(カワサキクイックシフター)やUSB電源ソケット、ウインドシールド(スモーク)、フレームスライダー、ホイールリムテープを標準装備する(※これらは標準仕様にはアクセサリーとして設定されている)Ninja ZX-25R SE、さらに車体色にカワサキ伝統のライムグリーンを採用するNinja ZX-25R SE KRT EDITIONというラインナップだ。それぞれカラーリングは1色のみ用意され、Ninja ZX-25Rはメタリックスパークブラック、Ninja ZX-25R SEはメタリックスパークブラック×パールフラットスターダストホワイト、Ninja ZX-25R SE KRT EDITIONはライムグリーン×エボニーとなる。先行公開されたインドネシア仕様にはブルーも確認できたが、国内初年度モデルへの導入は見送られたようだ。