ヨシムラ
2019年モデルのNinja ZX-10Rシリーズ国内仕様の詳細が発表された。国内仕様はスタンダードモデルとなるKRT EDITIONと電子制御サスペンション搭載など豪華装備が自慢のNinja ZX-10R SE、および10Rの性能をより進化させたNinja ZX-10RRの3モデルすべてが販売される。
Ninja ZX-10R KRT EDITION
まずスタンダードモデルとなるNinja ZX-10Rのカラーは、スーパーバイク世界選手権に参戦するカワサキのファクトリーマシンを模したKRT EDITION(ライムグリーン×エボニー)1色のみで、価格は206万2,800円(税込)となった。ちなみに2018年モデル(ブライト)の価格は222万4,800円(税込)だったので、何と16万2,000円もお買い得となった格好だ。アクセサリーには、エンジンスライダー、フロントアクスルスライダー、ニーパッド、シングルシートカバー、マルケジー二ホイール(フロント、リヤ)、スマートバック、パネルアッシ(カーボン調、ライムグリーン)が用意される。
Ninja ZX-10R SE
次に、Ninja ZX-10R SEのカラーは、メタリックカーボングレー×メタリックフラットプラチナグレーの1色のみで、モノトーン系のグラフィックは、一見2018年モデル(ブライト)と変わらないように見えるが、比べてみると細部に渡りずいぶんと違う。2019年モデルでは傷を自己修復するハイテク塗装「ハイリーデュラブルペイント」の採用もさることながら、シートにもライムグリーンの差し色が入ったツートーンカラーを採用するなど、高級感あふれるオシャレな仕上がりとなっている。価格は2018年モデルより19万9,800円安い265万6,800円(税込)だ。
Ninja ZX-10RR
最後に、よりサーキット性能にこだわったモデルとなるNinja ZX-10RRは、ライムグリーンをベースにスピード感あふれる黒のラインが印象的なカラーリングとなっている。RRは乗車定員が1名となるシングルシート仕様で、それに伴いサーキット走行を主眼においたサスペンションセッティングが施されているほか、パンクル社のチタニウム製コネクティングロッドの採用や、ピレリのハイパフォーマンスタイヤであるディアブロ・スーパーコルサSPが装着されているなど、妥協を許さないカワサキらしい装備が魅力のモデルだ。価格は大幅な装備変更が施された影響もあり、2018年モデル(ブライト)と比べ39万4,200円高い292万6,800円(税込)での発売となった。
発売予定日は各モデルともに2019年3月1日で、定番のETC車載器はどのモデルにも装備されない(アクセサリーの設定もない)とのこと。ほか2019年モデル Ninja ZX-10Rシリーズの詳細は、以下の記事を参考に。