MY FAVORITE GARAGE

カワサキ乗りのこだわりのガレージを紹介。

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ヨシムラ

祖父がクルマ用として建てたガレージをゆずり受け、バイクを整備しやすい環境にと、今年の3月にバイク専用のガレージとするべく改装に着手した。同時に単管パイプを使った作業場の拡張も完成させる。

※文中の内容は雑誌掲載当時のものとなります

今後は設備を充実させ居心地いい空間に

飯村孝雄さんがガレージの改装に踏み切ったのは今年の3月だった。当初はクルマ用だったガレージにバイクを保管していた。

「ガレージ内はさまざまな荷物でゴャゴチャしていて、もう少し作業スペースとしての環境を整えたいと思ったんです」

35年前に建てられたガレージは、外壁だけで内張はなく、鉄骨むき出しで、至る所がサビていて劣化が目立っていた。そのため、いったんサビ落としと鉄骨の塗り直し作業から始めた。天井には防腐剤を塗って念入りにサビ対策するなど、内張の下準備を行なった。内張用にはOSB板が張り付けられることになり、天井用も含めて、材料費だけで約40万円の出費となった。内張の作業は父親と大工仲間と3名で行なったそうだが、一人でできるところは一人で作業したそうだ。

ガレージ内に取付ける予定の棚の寸法などを、OSB合板にけがき、25歳のころから少しずつ集め始めたという電動カッターや、グラインダーを使い分けながら裁断していった。棚の製作に関しては、フロアのスペースをなるべく広く確保するために、床から1mの高さに、幅1.8m、奥行90㎝の棚と、その上に45‌㎝の高さで幅45㎝の2段の棚を設置した。棚の奥行に変化をつけた理由として飯村さんは次のように説明している。

「下の棚の奥には重い物を置くようにし、手前には作業中しやすくするようにスペースを設け変化を付けました。上の段には比較的軽いものを整理しておくようにしました」

飯村さんはガレージの改装に加えて、母屋とガレージの間に、単管パイプを使った新たな作業スペースも組み上げたことで、理想的なレイアウトとしている。

土門六平

フリーランスライター&エディター




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