ヨシムラ
動画製作者2人の愛車紹介
草垣久康さん(左)/大野尊久さん(右)
大野さんはレーシングドライバーとして、主に市販車を改造した“箱車”のレースを中心に活躍。スーパー耐久では3年連続でクラスチャンピオンを獲得したこともある実力派ドライバーだ。草垣さんは運送会社の整備部門責任者で、普段は車両整備を行なう。200 Over'sの関西支部支部長でもある。
ZX-12R(大野)
大野さんのZX-12Rは2003年型のB2で、B2のみ採用されたライムグリーンのカラーリングが気に入っている。純正のスタイルを大切にしているため、カスタムは比較的控えめであり、マフラーやステップ、レバー、スクリーンの交換程度となっている。ZX-12Rカスタムでよく見られるラムエアダクト部に牙を付けるカスタムに加えて、ダクト内部にLEDライトを設置して夜間は鋭い牙を強調するようにしている。仕事の関係もあって頻繁には乗ることができないそうだが、大切に乗り続けているのだ。
ZX-12R(草垣)
草垣さんのZX-12Rは初期型となるA1で、中古で購入後、オールペイントでトリックスターの鈴鹿8耐マシンでおなじみのエヴァンゲリオンカラーにしている。マフラーはそのトリックスターのイカヅチサイレンサーに換装し、ステップはビートを採用する。その他細かく部品を交換しているが、純正のスタイルをくずすようなカスタムは行なっていない。ドレスアップでは、ヘッドライトにイカリングを装着し、ヘッドライトレンズに沿ってLEDチューブを配置してウインカーと連動させるようにしている。
山下 博央
フリーランスライター&カメラマン