KLXニーサンマル・柏 秀樹の部屋

モータージャーナリストの柏秀樹さんがKLX230を使って、走行シチュエーション別インプレッションや各機能の評価、スクールやツーリングなど、いろいろなライディングを楽しむ。『KLXニーサンマル・柏秀樹の部屋』では、その様子をお届けしよう。

ライディングスクールにKLX230登場

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ヨシムラ

セロー通の柏さんがKLXでスクールを開始!

今回からスタートした連載企画『KLXニーサンマル、柏 秀樹の部屋』。モータージャーナリストの柏さんが、KLX230をいろいろな場面でライディングする企画だ。ライディングスクール、クローズドコース、林道、はたまた市街地まで、KLX230を使いまくるぞ! 第1回となる今回は、ライディングスクールでKLX230を使ってみた。柏さんといえば、ライテク講座が大きなウリ。雑誌やDVDの他、柏秀樹ライディングスクール(KRS)を頻繁に開いて、自身の経験に基づいたライディングテクニックを講義している。

なお、柏さんは“セロリスト”と言えるほどセローに精通した人で、スクールの受講生の中には、柏さんに影響されてセローを購入した人も多い。その柏さんがKLX230を使ってライディングスクールを開催するというのだから、これは非常に興味深い。すでにKRSで数回KLX230を使っていて、今回、その一つを取材した。会場は、埼玉にあるオフロードコースのナショナルパーク川越。オフロードの基礎を講義するスクールだ。参加者は6人と少なかったのだが、ビギナーから、普段はハスクバーナに乗るベテランライダーまで、ライディングスキルは幅広かった。また、受講の目的も“クラッチスロットルワークを学ぶため”“マディを上手く走りたい”“体重移動や体の向きを教えてもらいたい”“段差の越え方を知りたい”などなどいろいろ。さまざまなスキルのライダーが、各自異なる目的をもって参加していた。

ナショナルパーク川越

ナショナルパーク川越

カリキュラムは座学、慣熟走行、クラッチ操作やスタンディングなど平地での基礎レッスン、ウォッシュボード、コーナリング、ジャンプ、フロントアップ、極低速フルステアターンの順で進行した。印象的だったのは、たとえばウォッシュボードやジャンプで、最初はスムーズにこなせなかったりフロントタイヤを上げることさえできなかったりした人もいたが、最後には程度の差こそあれ、極低速フルステアターンを除いたすべてのカリキュラムでお題の操作をできるようになっていたこと。とりわけビギナーの進歩が著しかった。

スクールのようす

KBMとのコラボスクールも開催

さて、KLX230だが、今回走らせたのはクローズドコース。とくに柏さんが好印象だったのが車体だ。コーナリングでは非常に軽快でありつつ、前輪の切れ込みが少なく、安心してコーナリングに専念できるとのこと。また、サスペンションと車体の一体感があり、ギャップやジャンプでの走破性も高いようだ。ただ、今回のようなクローズドコースでは、やはりレーサーのKLX230Rを走らせてみたいと語っていた。

KLX230を使った柏さんのライディングスクールに関して、実はカワサキバイクマガジンとコラボしたスクールの開催が決まっている。開催日は2月24日(祝・月)で、場所はなんと山形県。この季節、積雪が予想されるが、「路面は雪でもOK。雪でも、ちゃんと止まることができるのが私のライディングです」と、柏さんも2月の山形開催に意欲満々だ。そのため、雨でも雪でも開催するぞ。詳細と申し込みは以下のホームページを参照してほしい。

柏秀樹
プロフィール・柏 秀樹

自身が主催するライディングスクール、KRSを主な活動としつつ、雑誌やDVDなどのメディアで、ライディングテクニック講座や車両インプレッションを行なっている。KRSはオンロードからオフロードまで、週2〜3回のペースで開催されている。
https://kashiwars.com

イベント名KRS×KBMライディングスクール
開催日2020年2月24日(祝・月)
開催場所カワサキオート山形店内および駐車場
Webサイトhttps://www.kawasakiauto.com/news/3833.html



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