多くのライダーの話題になっているNinja ZX-25Rだが、注目しているのはライダーだけではない。多くのアフターパーツメーカーも注目しているマシンである。このNinja ZX-25Rをもっと楽しく、もっとカッコよく、もっと快適にするためのパーツを開発しリリースしているのだ! すでにオーナーになっている者だけでなく、購入を検討している者も刮目せよ!!
カーボンパーツメーカーの第一人者エーテック
ストリートモデル用からレースマシン用まで、多種多様の外装パーツを手掛けるエーテック。業界に先駆けてドライカーボン製品を市場に投入するなど、技術革新にも積極的なパーツメーカーだ。カワサキが公開したNinja ZX-25Rレースイメージマシンに採用されていた外装パーツも同社が制作したものだ。
今回紹介する同社のNinja ZX-25Rは、このレースイメージマシンに採用されていたパーツをはじめ、同社が独自開発した数々のパーツがあらゆる箇所に採用されており、ドライカーボンの質感が車体のイメージをよりレーシーで豪華なものへと生まれ変わらせる。個性的なイメージを目指すオーナーや、今年開催が予定されているNinja ZX-25Rワンメイクレース『Ninja Team Green Cup2021』をはじめとするレースへの参戦を検討しているというオーナーにとって、魅力的なアイテムが豊富に取りそろえられている。
ストリート用からレース用まで幅広い商品構成
アッパーカウルやサイドカウルなど、主だったアイテムの形状は基本的にはノーマルカウルの形状に準じている。アッパーカウルやサイドカウルなど、フルカウルを構成する4種類のパーツはセットで販売されており、ストリートキットだけでなく、レース専用キットも設定されている。テールカウルもストリート用とレース用の2種類のキットが用意されており、タンデムシートをカバーするタイプのモノもある。カーボン製テールカウルインナーパネルもあり、こちらはストリート/レースの併用タイプとなる。レースの際には装着が必須となるオイルキャッチ構造のアンダーカウルは、ノーマルカウル内にインサートするタイプのアンダートレイを用意しており、低コストでサーキット走行が楽しめるのもポイントだ。またアッパーカウルに貼り付けるタイプのゼッケンプレートも、レースはもちろん走行会といったシーンで重宝するだろう。そのほかタンクカバーやフォークカバーといったプロテクションパーツも豊富にそろっていて、ドレスアップはもちろん、愛車の保護といった観点からもありがたい。
ノーマルの形状に準じたパーツ以外に、オリジナルの形状を取り入れたパーツも用意している。Ninja ZX-25Rレースイメージマシンに採用され、話題に上ったフロンドブレーキダクトも製品化され、ブレーキまわりの印象はグッと重厚なものとなっている。さらにはマフラーエンド部をカバーして遮熱するマフラーヒートガード、ノーマルマフラーのエンド部に装着するサイレンサーカバーなど、ワンポイント的なカスタムを楽しめる製品も数多くリリースされている。タンクカバーはノーマルにかぶせて車体への傷を防止するタイプと、ライダー側の角度をより立たせることでマシンホールド性をより高めたタイプのものもある。なおこれらのパーツは、ドライカーボン4種類(平織・綾織・開織・ケブラー)と塗装済みFRP、FRP白ゲル、黒ゲルから選択できる。ツーリングやワインディング、さらにはサーキット走行など、あらゆるシチュエーションに対応するラインナップとなっている。