多くのライダーの話題になっているNinja ZX-25Rだが、注目しているのはライダーだけではない。多くのアフターパーツメーカーも注目しているマシンである。このNinja ZX-25Rをもっと楽しく、もっとカッコよく、もっと快適にするためのパーツを開発しリリースしているのだ! すでにオーナーになっている者だけでなく、購入を検討している者も刮目せよ!!
気持ちのいいZX-25Rライフを送るために、日常整備でメンテナンススタンドを活用したい!
250㏄オンロードモデルでは、トップクラスのパフォーマンスで多くのライダーから注目を集めているNinja ZX-25R。そのパフォーマンスを楽しむためには、メンテナンスは欠かせない。高性能なバイクだからこそ、メンテナンス不良が大きな事故に結び付きやすい。また、その性能を気持ちよく楽しむという意味でも必要不可欠な作業だ。その際、あると作業がはかどるのがメンテナンススタンドだ。場合によってはレーシングスタンドと呼ばれることもある。レースではスタート時からタイヤの性能を発揮させるためにタイヤを暖めることがセオリー。その際、使うのがタイヤウォーマーで、前後タイヤを浮かせる必要があるからだ。そのため“レースなんてしないから必要ない”と思う人もいるだろう。が、先にも述べたが、整備をするうえで重宝するアイテムなのだ。
筆者もここで紹介するJ-TRIPのメンテナンススタンド(リヤ)を、所有する2台のオンロードモデルで活用している。主な作業はチェーンの清掃&注油程度で、以前はメンテナンススタンドを使っていなかった。サイドスタンドでマシンを立て、チェーンの一部を洗浄し、車体を前に出して再度洗浄。これを繰り返すのが大変だった(洗浄・注油でムラが出やすい)。時間もかかるため、ついにはやらなくなってしまった。しかし、リヤスタンドでリフトアップすれば、片手で簡単にホイールを回すことができ作業がはかどる。ゆえに頻繁に作業するようになったわけだ。もちろんホイールの清掃など他の作業をするにも有用だし、フロントも使えば作業の幅はさらに広がる。
ちなみにJ-TRIPのメンテナンススタンドは、国内でトップシェアを誇る。その理由はいくつか考えられる。スチールパイプを使った質実剛健な作りで、価格がリーズナブルであること。耐久性が高く、1台持っていれば一生モノレベルで使い続けられるのも魅力の一つ。加えて汎用性が高いため、車両を乗り替えても使えるケースが多いなどなど。
なおリヤをリフトアップしてからでないと、フロントスタンドは使えない。なので、まだメンテナンススタンドを持っていないNinja ZX-25Rオーナーは、リヤから手に入れる必要がある。フロントまわりの作業をするのであれば、その後にフロント用を用意すればいい。リヤを一人でリフトアップするにはコツがいる。なれるまで“怖い”と思う人もいるだろうが、J-TRIPのホームページで使い方の動画が配信されているのでそれを参考にするといい。
前後リフトアップすれば、多少の揺れで倒れることもないなど、いろいろと重宝する。気持ちのいいNinja ZX-25Rライフを送りたいのであれば、ゲットすることをオススメしたい。
※価格はすべて税込み
吉田 朋
アンダー400(クレタパブリッシング)編集長。本誌編集を手がけるようになりカワサキ・ニンジャ250SLを購入。そのローンも終わり、次の獲物としてヤマハ・セロー250を3年ローンで購入した。ほかゼファー750も所有
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