マフラーを中心にアフターパーツをラインナップするノジマエンジニアリングより、ニンジャH2 SXシリーズ用と、Z900RS用スリップオンマフラーが新たに登場した。
ライトカスタムに最適なスリップオンが2車種登場
ノジマエンジニアリングからニンジャH2SXオーナー待望のスリップオンマフラーがリリースされた。今回リリースされたのはノジマエンジニアリングで人気の漆黒コーティングDLCがほどこされた“DLCロックオンスリップオン”だ。ニンジャH2でも採用された形状だが、今回ニンジャH2 SX用として登場している。
DLCはシックなブラックのダイヤモンドコーティングがほどこされており、深みのある黒が高級感を感じさせる。このほか強度面も追求していて、サイレンサー本体への傷などがつきにくくなっており、艶黒も半永久的に持続する。サイレンサー形状はもともとスーパースポーツモデルを中心に採用されていた異形形状のロックオンというタイプで、最新モデルでもニンジャH2 SXとのバランスも良好だ。ニンジャH2 SXのルックスの向上はもちろん、軽量化やエンジンレスポンスの向上にも効果的である。とくにアクセルの開けはじめからのリニアな操作感は街乗りからツーリングまで効果を発揮。ニンジャH2 SXシリーズすべてに対応し、純正パニアケースとの併用も可能となっている。
Z900RS用スリップオンはスタンダードなスタイルのSTSシリーズを新たにラインナップしている。サイレンサー本体はチタンの真円タイプで、サイレンサーの長さと径が異なる2タイプが用意され、好みのスタイルを選ぶことが可能だ。サイレンサーはアップタイプとなり、タンデムステップとの干渉を避けるためのプレートも付属する。注目すべきはその価格だ。同社製品として導入しやすい価格設定で、マフラー交換初心者にも購入しやすい価格となっている。フルエキゾーストまでは手が出ないという人にはお勧めだ。もちろん、エンジンのレスポンス向上も体感でき、Z900RSの走りが今まで以上に楽しくなるはずだ。
山下 博央
フリーランスライター&カメラマン