ヨシムラ
誕生してから20年以上が経過し、レトロなスタイリングでファンを魅了し続けているエストレヤ。エンジンから足まわり、細かなパーツに至るまで、エストレヤは古きよきバイクを表現し続けてきた。シンプルな空冷単気筒エンジンに始まり、ティアドロップ型のタンク、スポークホイール、キャブトンマフラーなど挙げればキリがないほどに、“レトロであること”を強調しているエストレヤは、レトロ感あふれる外装と現代の技術が絶妙にバランスされているモデルなのである。
そのエストレヤが、2014年にモデルチェンジされる。外見は今まで愛され続けてきたレトロなスタイリングを受け継ぎつつ、各所には新たに手が加えられている。
スタイリングの変更点でまず挙げられるのは、新たな立体エンブレムがあしらわれたフューエルタンクで、上質さがより追求されたディテールとなっている。また、新採用のボリュームのあるシートは、存在感を主張しつつもエストレヤのイメージに合わせてレトロなデザインにまとめられている。
また、機能的な変更では、パワーユニット関係のセッティングを見直すことで、低中速回転域のトルクの向上が図られ、日常的な扱いやすさがより追求されている。フレームや前後サスペンションなど車体の設定は、よりライダーの快適性を考慮し、各部の最適化が行なわれた。
キャブトンマフラーおよび、シンプルな一灯ヘッドライト、クロームメッキパーツ類などは引き続き採用されている。新たな機能が搭載されても、エストレヤらしさはそのままに、しっかりと受け継がれているのである。
今回新しくオプションパーツも多数リリースされた。ツーリングでの快適性が考慮されたウィンドスクリーンやリヤキャリア、パニヤケースなどの装備品や、センタースタンドキット、エンジンガードなどの日常の利便性を向上させるパーツなど、オーナーの選択肢を広げ、これからのエストレヤとのバイクライフをより豊かなものにしてくれるだろう。
2014年モデルのカラーは、キャンディカリビアンブルー、キャンディアイビーグリーン、そしてスペシャルエディションとして各部がブラック塗装されたメタリックスパークブラックの3色展開となっている。
2014年モデル ESTRELLA
2014年モデル ESTRELLA Special Edition
スペック一覧
全長×全幅×全高 | 2,075×755×1,055(mm) | |
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軸間距離 | 1,410mm | |
最低地上高 | 170mm | |
シート高 | 735mm | |
ホイールトラベル | (F)120mm (R)95mm | |
キャスター/トレール | 27°/96mm | |
ハンドル切れ角(左/右) | 40°/40° | |
Fサスペンション | テレスコピック(インナーチューブ径 39mm) | |
Fブレーキ | シングルディスク 300mm(外径) | |
Rサスペンション | スイングアーム(オイルショック) | |
Rブレーキ | ドラム(リーディングトレーリング) 160mm(内径) | |
車両重量 | 161kg | |
エンジン | 空冷4ストローク単気筒 OHC2バルブ・249cm3 | |
ボア×ストローク | 66.0×73.0(mm) | |
圧縮比 | 9.0 | |
最高出力 | 13kW(18ps)/7,500rpm | |
最大トルク | 18N・m(1.8kgf・m)/5,500rpm | |
トランスミッション型式 | 常噛5段リターン | |
一次減速比 | 3.363(74/22) | |
ギヤレシオ | 1速 | 2.636(29/11) |
2速 | 1.733(26/15) | |
3速 | 1.300(26/20) | |
4速 | 1.050(21/20) | |
5速 | 0.833(20/24) | |
二次減速比 | 2.666(40/15) | |
燃料タンク容量 | 13L | |
タイヤサイズ | (F)90/90-18M/C 51P (R)110/90-17M/C 60P |
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メーカー希望小売価格 | 51万8,700円 Special Edition:53万3,400円 |
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発売予定日 | 2014年1月20日 |