ヨシムラ
ミニバイクレースやシティユースなどで人気を獲得していたKSR110。国内では2008年に販売が中止されてから、ラインナップを外れていたが、今回2013年モデル・フィリピン仕様として新たにリリースが発表された。排気量は旧型と変わらず111ccとし、車体外装関連も旧型のイメージを継承しているが、細かい部分で改良が加えられている。
大きな点ではセルが追加されたこと。旧型では始動方式がキックのみだったが、2013年モデルではキックに加えセルを追加し、始動性の向上を図っている。スタイリングはエッジの効いたシャープなデザインを採用。メーターバイザーを含むヘッドライトまわり、そしてテールカウルやフロントフェンダーなどのデザインが鋭角的に一新されている。さらに、フォークブーツを新採用し、異物からフロントフォークを保護する処置もほどこされた。
旧型は2002年の発売以降、使い勝手のよいレジャーバイクとして人気を獲得していただけに、この発表はうれしい限りだ。現時点ではフィリピン仕様のみの発表だが、国内での発売開始も期待したいところである。
2013年モデル KSR110 (KL110DDF)※フィリピン仕様
スペック一覧
全長×全幅×全高 | 1,725×725×1,020(mm) | |
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軸間距離 | 1,170mm | |
最低地上高 | 225mm | |
シート高 | 750mm | |
ホイールトラベル | (F)130mm (R)125mm | |
キャスター/トレール | 26°/73mm | |
ハンドル切れ角(左/右) | 42°/42° | |
Fサスペンション | テレスコピック(倒立・インナーチューブ径30mm) | |
Fブレーキ | シングルディスク 200mm(外径) | |
Rサスペンション | スイングアーム(オイルショック) | |
Rブレーキ | シングルディスク 184mm(外径) | |
車両重量 | 95kg | |
エンジン | 水冷4ストローク 単気筒 OHC2バルブ 111cm3 | |
ボア×ストローク | 53.0×50.6(mm) | |
圧縮比 | 9.5 | |
最高出力 | ─ | |
最大トルク | ─ | |
トランスミッション型式 | 常噛4段リターン | |
一次減速比 | 3.409(75/22) | |
ギヤレシオ | 1速 | 3.000(36/12) |
2速 | 1.938(31/16) | |
3速 | 1.350(27/20) | |
4速 | 1.087(25/23) | |
二次減速比 | 2.214(31/14) | |
燃料タンク容量 | 7.3L | |
タイヤサイズ | (F)100/90-12 49J (R)100/90-12 49J |