ヨシムラ
2013年モデルでNinja ZX-6Rが、性能面をはじめ大きくモデルチェンジされる。フロントマスクは先に発表されたNinja ZX-10RやNinja 250の流れを踏襲したデザインに変更されたほか、排気量は636ccへと拡大され、あらゆる回転域でパフォーマンスを高めると同時に、市街地での扱いやすさも向上させている。
車体に関しては、サスペンションの変更が大きい。フロントフォークにはショーワ製のSFFとビッグピストンフロントフォークを融合したSFF-BPと呼ばれるフロントフォークを採用。サーキットパフォーマンスと日常での扱いやすさを両立させている。
電子制御に関しても最新鋭の技術が反映される。たとえば、3モードのトラクションコントロールや、パワーモードセレクション、ABSなどで、扱いやすさと安全性を高めている。
Ninja ZX-6Rはアジアロードレース選手権や全日本ロードレースで、好成績を収めており、その車両が2013年モデルでさらなる進化を遂げる。さらに向上したポテンシャルに期待は大きい。
オフィシャルビデオ
2013年モデル Ninja ZX-6R (ZX636EDF)※欧州一般仕様
2013年モデル Ninja ZX-6R ABS (ZX636FDF)※欧州一般仕様
2013年モデル Ninja ZX-6R (ZX636EDF)※北米仕様
2013年モデル Ninja ZX-6R ABS (ZX636FDF)※北米仕様
2013年モデル Ninja ZX-6R (ZX600RDF)※欧州一般仕様
スペック一覧
全長×全幅×全高 | 2,085×705×1,115(mm) | |
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軸間距離 | 1,395mm | |
最低地上高 | 130mm | |
シート高 | 830mm | |
ホイールトラベル | (F)120mm (R)134mm | |
キャスター/トレール | 23.5°/101mm | |
ハンドル切れ角(左/右) | 27°/27° | |
Fサスペンション | 41mm(倒立・トップアウトスプリング付) | |
Fブレーキ | デュアルディスク(外径310mm・5mm厚) セミフローティング・ペタルディスク |
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Rサスペンション | ボトムリンク ユニ・トラック (ガス封入式・トップアウトスプリング付) |
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Rブレーキ | シングルディスク(外径220mm・5mm厚) ペタルディスク |
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車両重量 | 192kg(ZX636E)、194kg(ZX636F) | |
エンジン | 水冷4ストローク 並列4気筒 DOHC4バルブ 636cm3 | |
ボア×ストローク | 67.0×45.1(mm) | |
圧縮比 | 12.9 | |
最高出力 | 96.4kW(131PS)/13,500rpm [95.0kW(129PS)/13,000rpm] 【78.2kW(106PS)/13,500rpm】 ラム加圧時 101kW(137PS)/13,500rpm (フランス仕様を除く) |
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最大トルク | 71.0N・m(7.2kgf・m)/11,500rpm [71.0N・m(7.2kgf・m)/11,500rpm] 【61.0N・m(6.2kgf・m)/10,800rpm】 |
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トランスミッション型式 | 常噛6段リターン | |
一次減速比 | 1.900(76/40) | |
ギヤレシオ | 1速 | 2.846(37/13) |
2速 | 2.200(33/15) | |
3速 | 1.850(37/20) | |
4速 | 1.600(32/20) | |
5速 | 1.421(27/19) | |
6速 | 1.300(26/20) | |
二次減速比 | 2.688(43/16) | |
燃料タンク容量 | 17L | |
タイヤサイズ | (F)120/70ZR17M/C(58W) (R)180/55ZR17M/C(73W) |
※無印は全仕様共通または欧州、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ブラジル、インドネシア仕様 [ ]内は東南アジア仕様 【 】内はフランス仕様