2312KX50周年式典

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ヨシムラ

カワサキのモトクロッサーシリーズであるKXが発売開始されてから、2023年で50周年を迎えた。そのKX50周年を記念して『KX50周年を祝う有志の会』が開催された。参加者はKXシリーズやカワサキ関係者、そして一部の一般ライダーに限定され、約80名が参加した。その会場にはKXの名付け親やカワサキレーシングチームとチームグリーンの元モトクロスライダーをはじめとして、KXシリーズに縁の深い人物が多数訪れた。

KXを祝う会は過去にKX40周年、KX45周年に開催されており、今回は50周年という大きな節目での開催となった。開催時間は3時間ほどで、カワサキのモトクロスライダーOBのトークショーに加え、ロードレースのライダーOBも登壇し、それぞれがレース参戦していた時代の貴重なエピソードが披露された。さらに、国内チームグリーンの設立者であり元監督である平井稔男氏からビデオレターが寄せられ、平井氏とともにレースを戦ったライダーが感極まる場面も見受けられた。現行モデルに関しても言及され、KX50周年記念モデルのグラフィックを解説する場面もあった。

会場には70年代や80年代のKXに採用されたタンクやライダーOBの現役時代のヘルメット、モトクロスジャージ、そしてカワサキモトクロスの原点ともいえる赤タンクの最終型1973年F6MXなどが展示され、モトクロスファンにとっては非常に貴重な場となった。そのため、細かく写真撮影している一般参加者も見受けられた。

なお、「KX50周年を祝う有志の会」のようすは、動画でもお伝えしている。




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