公道1,000㎞インプレッション～MEGURO K3～

カワサキ車で公道1,000㎞を走り、道中のエピソードを交えつつ、走りの能書きを垂れてしまおうという企画が、カワサキバイクマガジン連載企画『ザ・1,000㎞』だ。カワサキイチバンでは、『ザ・1,000㎞』の動画版をお届けしよう。今回は、レトロテイストが存分に反映されたメグロK3に乗ってきた。

一般道路で体感できる走行性能のキモ

昭和初期に存在した目黒製作所のモデルをモチーフにしたメグロK3。見た目レトロテイストにあふれているが、走行性能はおおらかでありつつも現代的な要素が反映されている。そのメグロK3で公道1,000㎞を走ってきた。

走行したエリアは、新潟県長岡市から福島県会津若松市にかけての山間部で、途中、深山の雰囲気を存分に味わえる只見を経由する。前半は1～1.5車線幅のタイトなワインディングを走行し、福島県に入ってからはセンターラインのある片側１車線幅の緩やかなワインディングを走行した。

一見、ワインディングを走る楽しみとは縁が薄いモデルかと思われるが、1～1.5車線幅のタイトなワインディングでは、低速トルクを活かした機敏な乗り味が体感できる。市街地でも、メグロK3の特徴であるエンジンの性能を堪能できて、メグロK3の走行性能の真骨頂を一般道路で存分に楽しむことができる。

このメグロK3を高速道路、市街地、ワイディングを経由して1,000㎞走って体感できた性能を動画でお伝えしよう。

なお、このインプレッションの誌面版はカワサキバイクマガジン10月1日発売号・vol.164に掲載！

今回のインプレッションマシン

MEGURO K3

2021年に発売が開始されたネオレトロモデル。モデル名の通り目黒製作所のモデルをモチーフとしたモデルだ。トルク感の強いエンジンや、ハンドル幅が広くアップライトな独特のライディングポジションが特徴の一つだ。