ヨシムラ
カワサキ車で公道1,000㎞を走り、道中のエピソードを交えつつ、走りの能書きを垂れてしまおうという企画が、カワサキバイクマガジン連載企画『ザ・1,000㎞』だ。カワサキイチバンでは、『ザ・1,000㎞』の動画版をお届けしよう。今回は、今や国内では希少ジャンルのスーパーモタード、KLX230SMで公道1,000㎞を走ってきた。
1.5車線ざんまいのワイディングでスーパーモタードを満喫!
KLX230Sをベースに、ホイールサイズを17インチ化したり倒立フロントフォークを採用したりするなど、オンロード走行に特化した変更を加えられたKLX230SM。とくにタイトなワイディングで発揮する抜群の機動力が魅力だ。そのKLX230SMで公道1,000㎞を走ってきた。
走行したエリアは、茨城県と福島県の県境付近で、このエリアは1~1.5車線幅のタイトなワイディングが網目のように広がる。まさに、KLX230SMの性能を存分に楽しめるエリアだ。といっても、走行シチューションは、KLX230SMお得意の場所だけでない。スーパーモタードにとって少々ハードなシーンとなるだろう高速道路を、700㎞近く一気乗りしてきた。その道中において感じられた走行性能や疲労感など、長距離を走ったからこそ体感できたことを動画でお伝えしよう。
なお、このインプレッションの誌面版はカワサキバイクマガジン6月1日発売号・vol.162に掲載!
今回のインプレッションマシン
KLX230SM
KLX230Sをベースとして、足まわりを中心とした車体や、コンパクトなLEDヘッドライトを採用するなど、機能と装備とも髄所に変更が加えられている。最高出力19psは一見、ローパワーに感じられるものの鋭い瞬発力を発揮する。すぐれた機動力が魅力のスーパーモタードだ。
ライダー:神田英俊
内外出版社より隔月で発売中のツーリング専門誌『モトツーリング』の編集長。ガチ現場主義の取材とマニアックな視点のレポートが特徴だ。酷道・廃道や凍結路が大好物。