ヨシムラ
カワサキモータースは2022年12月9日、国土交通省にリコールの届け出を行なった。
対象となるのはNinja H2 SX、Ninja H2 SX SE、Ninja H2 SX SE+、Ninja H2 CARBON、Z H2、Z H2 SE、2022年モデルのNinja H2 SX及びNinja H2 SX SEで、不具合が発生した部位は原動機(カムシャフトチェーンテンショナ)となる。
届け出によると、カムシャフトチェーンの張力を調整するテンショナにおいて、使用により内部の部品が劣化しプランジャが押し戻され、プランジャがロックすることがある。プランジャがロックされた状態で使用を続けると、カムシャフトチェーンに張力がかからずに異音が発生し、最悪の場合、カムシャフトタイミングがずれ、走行中にエンジンが停止することがある。
対策として全車両、カムシャフトチェーンテンショナを対策品と交換する。
不具合は市場からの情報により発見され、不具合の報告件数は7件。不具合を起因とする事故は報告がない。
対象となる車両の通称名、型式、車台番号、製作期間、台数は以下のとおりだ。なお、リコール対象車の車台番号の範囲には対象とならない車両も含まれる場合があるので、オーナーは早急に最寄りのカワサキプラザに相談いただきたい。
対象情報
車名 | カワサキ |
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型式 | 2BL-ZXT02A |
通称名 | 「Ninja H2 SX」「Ninja H2 SX SE」「Ninja H2 SX SE+」 |
リコール対象車の車台番号の範囲 | ZXT02A-000800~ZXT02A-009996 |
リコール対象車の製作期間 | 平成30年1月10日~令和2年3月27日 |
リコール対象車の台数 | 2,178台 |
車名 | カワサキ |
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型式 | 2BL-ZXT02J |
通称名 | Ninja H2 CARBON |
リコール対象車の車台番号の範囲 | ZXT02J-000229~ZXT02J-003281 |
リコール対象車の製作期間 | 令和元年5月15日~令和3年7月9日 |
リコール対象車の台数 | 311台 |
車名 | カワサキ |
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型式 | 2BL-ZRT00K |
通称名 | 「Z H2」「Z H2 SE」 |
リコール対象車の車台番号の範囲 | ZRT00K-003160~ZRT00K-014025 |
リコール対象車の製作期間 | 令和2年3月3日~令和4年2月17日 |
リコール対象車の台数 | 996台 |
車名 | カワサキ |
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型式 | 8BL-ZXT02P |
通称名 | 「Ninja H2 SX」「Ninja H2 SX SE」 |
リコール対象車の車台番号の範囲 | ZXT02P-000891~ZXT02P-001768 |
リコール対象車の製作期間 | 令和4年3月2日~令和4年11月30日 |
リコール対象車の台数 | 704台 |