[Z900/Z900 SE] ヨーロッパでZ900とZ900 SEの2023年モデルが発表。Z900は3色展開になりZ900 SEはカラー&グラフィックを変更

カワサキのスーパーネイキッドZシリーズに共通するアグレッシブなスタイルをもたらす“sugomi”デザインを備えるZ900と、Z900をベースに足まわりなどをグレードアップさせたZ900 SE。その2023年モデルがカワサキのヨーロッパ現地法人となるヨーロッパカワサキから公開された。

ヨーロッパではZ900が2タイプ用意されており、無印というべきか製品に何の追加表記もないZ900が国内流通車と同じ仕様(125ps)で、片やヨーロッパの免許制度でいうA2カテゴリーに準拠させるため70kW(95ps)としたZ900(70kW)が販売されている。ともにカラーリング&グラフィックは共通となるが、2023年モデルは3色を用意。エボニー×メタリックマットグラフェンスティールグレー(Ebony×Metallic Matte Graphenesteel Gray)、 メタリックファントムシルバー×メタリックカーボングレー(Metallic Phantom Silver×Metallic Carbon Gray)、メタリックスパークブラック×メタリックグラファイトグレー(Metallic Spark Black×Metallic Graphite Gray)となっている。2022年の国内仕様Z900とはメタリックファントムシルバー×メタリックカーボングレーが雰囲気は似ているが、ホワイトだった部分がシルバーやグレーになったほか、ホイールもレッドになっている。またエボニー×メタリックマットグラフェンスティールグレーも、2021年の国内仕様と比べてもグリーンの色合いがかなり違って見えている。

2023 Z900&Z900(70kW)(EU)

さらに、Z900の足まわりを中心にグレードアップさせたZ900 SEも新カラー&新グラフィックを採用。カラーリング名はメタリックスパークブラック×メタリックマットグラフェンスティールグレー×キャンディライムグリーン(Metallic Spark Black×Metallic Matte Graphenesteel Gray×Candy Lime Green)となり、フレームがライムグリーンからブラックになったほか、シュラウド部分やフロントフェンダー、タンクなどのグラフィックパターンに変更が加えられているのが見て取れる。

2023 Z900 SE(EU)

スペック等は変更がないようで、とくにアナウンスされていない。なお、今回発表されたのはあくまでヨーロッパ市場向けの情報なので、国内仕様として発売されるかといった点は不明だ。