ヨシムラ
車両前後にレーダーを配置するほか、電子制御面で大幅に進化を遂げたNinja H2 SXとNinja H2 SX SE。ただ、実際の機能面を理解するには文字や写真だけだと伝わりにくい点があるのも否めないところで、試乗するかオーナーになって実感することで知ることができる面も数多い。それはとりわけ購入者にとっては、ある意味で特権でもあるのだが、気軽に試乗に行けないけど購入を検討している、という人にとって機能を実感できない面はマイナスでもある。そこでヨーロッパのカワサキ現地法人であるヨーロッパカワサキは、機能と設定手順を「ステップバイステップ」形式で説明する一連のチュートリアルビデオを作成し、同社ウェブサイトとYouTubeで公開した。
動画は4本公開されており、アダプティブ・クルーズ・コントロール、カワサキSPINインフォテインメント、ブラインドスポット検出、フォワード衝突警告などの機能が紹介されている。
カワサキのヨーロッパ企業マーケティング部のエレノア・ヴァン・ウィンセンは、動画公開の意図を次のように説明している。
「車両に用意されているオーナーズマニュアルは非常に簡潔で、これらのマシンのあらゆる側面を非常に詳細にカバーしています。とはいえ、機能と、それらを「実際の」状況で使用および調整する方法を示す動画ガイドは、所有者にさまざまな機能を案内するだけでなく、潜在的な所有者にも興味を持ってもらえると考えました。
レーダーシステム以外にも、Ninja H2 SXとNinja H2 SX SEには信じられないほどのライダーエイドとアシスタンス機能が搭載されています。そして我々は見出しの項目から、これらのエイドや機能がどのように機能するかを具体的に示すビデオを作成しました」
なお動画の音声は英語となるが、音声に頼らなくても視覚的にわかりやすい内容なので、購入を検討している、あるいは2022年モデルの最新電子制御の「実際」に興味がある人はぜひご覧いただきたい。