ヨシムラ
扱いやすいミドルネイキッドとして注目を集めているZ650RSのカスタムパーツをヨシムラジャパンが複数リリース。いずれも実用面を強化しつつドレスアップ効果も高いパーツとなっており、愛車を自分好みにカスタムしたい、他人と違う雰囲気を持たせたいというニーズを叶えるパーツとなっている。
ラジエターコアプロテクター
通常、Z650RSのラジエターフィンは冷却効果アップのため露出しているが、そのファンからフロントタイヤが巻き上げる飛び石や空中のゴミ、あるいは虫の飛来によるダメージを低減させるのがラジエターコアプロテクターだ。とくにフロントタイヤによる巻き上げが多くなる中央部は細かいメッシュパターンとし、両サイドは通気性を優先させて粗いパターンを採用。このパターンも冷却性能を阻害せず、かつ保護性能をも確保するため開口率を同社で導き出しているという。
またプロテクターのメッシュ部分はよく見ると単なるヘキサゴンではなくヨシムラ独自のYラインを採用。一般的なヘキサゴンデザインに対して両サイドで11%、中央部で26%の開口面積が得られるとのことだ(数字は同社調べ)。
中央には「ヨシムラ」のロゴが入るがシンプルで主張しすぎないことを重視。ドレスアップと実用性の両立も追求されている。
カラーリングはシルバーとブラックオキサイドの2色展開で、発売はシルバーが8月下旬、ブラックオキサイド9月上旬を予定している。
価格:シルバー:1万8,150円
ブラックオキサイド:2万1,450円
オイルフィラーキャップ Type-FB(M20xP2.5mm)
正確にはZ650RS専用ではなく、M20xP2.5mmのオイルフィラー部に適合する汎用品という位置付け。オイルフィラーは締結時にそこまでトルクをかける必要はないが、キチンと締結させようとバイスグリップなどの工具を用いると、純正キャップの取っ手部分を傷付けることに…。そんなときに有効なのが社外オイルフィラーキャップだ。
本製品はヨシムラレーサーにも使用している同デザインで、工具を用いた確実な取付が可能となるだけではなく、アルミ削り出しの製品をアルマイト処理し、さらにレーザーマーキングを加えているので質感も高くなってくれる。レース界で活躍する同社製らしくワイヤリングホールも2ヶ所に設けられている。
カラーリングはレッド、ライムグリーン、スレートグレーの3色が用意されている。
価格:3,300円
ステアリングステムナット M28xP1.0
ライディング中に目に入るコックピットまわりは意外と広く、かつ目に付くパートだ。そんなコックピットにさり気なく高級感を与えるのがステムナットとなる。
ヨシムラジャパンではレッド、ブルー、スレートグレー、ゴールド、ライムグリーンと全6色を用意し、車体色やカスタムの方向性などによって選択しやすくしているのがポイント。いずれもアルミ削り出しでアルマイト仕様となっているので質感を高められる。なおステムナットの締結トルクはわずかな違いでもハンドリングに影響を与えるので、厳密に管理して取り付けていただきたい。
価格:3,300円
リアスタンドブラケットセット High Line M8
バイクのメンテナンス時、あると便利なのがメンテナンススタンドだ。だがスタンドの受け部にスイングアームを載せるタイプだと、スタンドをかける際にズレていると車体を転倒させかねない。そこで近年では確実にスタンドをホールドできるスタンドフックタイプが主流になっている。そのためのスタンドフックが本製品だ。
ヨシムラ製はアルミ削り出しと樹脂製のカラーを組み合わせることで、リヤスタンド装着時に内側の樹脂カラーが回転するのが特徴の一つ。これによりスタンドのスムーズな装着と、接触面の傷付きを抑えられるようになっている。
また、アルミのカラーにはヨシムラオリジナルの軽量リテーナーをモチーフに肉抜き加工をほどこし、軽量化とともに高いデザイン性を追求している。
使用している樹脂はエンジンスライダーなどにも使用されるほどの強度、耐熱性にすぐれたエンジニアリングプラスチック(POM)とし、スタンドの装着を繰り返しても接触面の傷が目立ちにくくしているのもポイントとなる。
カラーリングはレッド、ブルー、スレートグレー、ゴールドの4色を用意。スタンドフックなので左右2個入りだ。
価格:7,480円
※価格はすべて税込み