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ヨシムラ

メグロ大看板除幕式

メグロ大看板をメグロブランドの聖地に寄贈

2020年、カワサキはメグロK3を発表する際、目黒製作所をイメージした大看板を製作して、メグロK3と並べて展示した。そして、カワサキは今年5月、この大看板を、かつて目黒製作所の工場があり、現在ではメグロブランドの聖地と言われている栃木県那須烏山市に寄贈したのだ。この手の制作物は通常、メーカーの倉庫に保管されるか、後々のイベント用展示物として使用されるのだが、カワサキはメグロブランドの聖地に寄贈するという粋な計らいを見せたのだ。その大看板の除幕式が5月28日(土)、栃木県那須烏山市にある山あげ会館で開催された。

こう言っては失礼かもしれないが、今回の取り組みは、いち民間企業が製作物を市町村に寄贈しただけの出来事である。ところが、除幕式は市を挙げての一大イベントの様相で、会場には那須烏山市市長、栃木県県議会議員、那須烏山市観光協会会長といった、そうそうたる人物が訪れ挨拶を行なっていた。さらに、メグロ車オーナーやWオーナーといった一般ライダーも多く訪れ、それらの車両が会場に並べられるなど、大看板の寄贈に対する歓迎ぶりがうかがえた。想像以上の盛大な除幕式に、カワサキの関係者も驚きを見せていた。

除幕式の最後は、大看板をバックに来賓や関係者と一緒に、メグロ車オーナーなどを交えて記念撮影を行なった。この大看板は、除幕式の会場である山あげ会館の駐車場にしばらく展示される。また、山あげ会館の駐車場はクルマ100台ほどのスペースがあり、一般ライダー主催のオーナーズミーティングを開催することも歓迎とのこと。大看板のある場所でオーナーズミーティングというのも、趣があっていいのではないだろうか。




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