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ヨシムラ

2022年世界耐久選手権_メイン

4月16日(土)から17日(日)にかけて2022年FIM世界耐久選手権(EWC)の第1戦、ル・マン24時間耐久レースが開催。2年間ほど新型コロナウイルス感染症のため無観客試合となっていたが、今回は久しぶりにファンを迎え入れ、合計6万2,000名の観客数を記録した。

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52台がエントリーしたこの開幕戦は、結果から書くとカワサキ勢はダンロップ製タイヤに限定されるスーパーストック・トロフィー(SST)クラスで参戦したTEAM 33 LOUIT APRIL MOTOがカワサキ勢最上位となる総合7位(クラス4位)となったほか、上位15チームにはTeam Bolliger Switzerland #8が総合8位(EWCクラス4位)に、TATI TEAM BERINGER RACINGが総合11位(SSTクラス5位)、BMRT 3D MAXXESS NEVERSが総合12位(SSTクラス7位)、TEAM UNIVERS RACING MOTOSPORT #23が総合13位(SSTクラス8位)がそれぞれ入り、SSTクラスの健闘が光った。

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以下、総合16位にENERGIE ENDURANCE 91(SSTクラス9位)、総合18位にWEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE(EWCクラス8位)、総合20位にADSS 97(SSTクラス12位)、総合22位にTEAM RACING 85 BY SOLEANE(SSTクラス14位)、総合36位にKingtyre Fullgas Racing Team(EWCクラス11位)という結果となっている。なお133周でリタイアとなったPLAYERSは総合50位(SSTクラス33位)としてリザルトに名を連ねている。

レースはフォーメーションラップから接触事故が発生。グリーンシグナルからのスタートではポールシッターのカレル・ハニカ選手(YART- Yamaha Official Team EWC)がスタートできなくなり、1周目のストレートでクリストファー・セニョール選手(BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM)がブラッドリー・スミス選手(Team MOTO AIN)との衝突を避けられず、スミス選手は病院に搬送。レースがスタート直後から21分中断する波乱のスタート。

8時間経過時にはWebike SRC Kawasaki Franceは4位に、Team Bolliger Switzerlandは8位につけていたが、そのなかでTati Team Beringer Racingは燃料切れを起こし、アラン・テシェ選手がピットにマシンを押し戻してタイムを大幅にロスしていた。

その後もWEBIKE SRC KAWASAKI FRANCEは表彰台への望みをかけていたが、夜間に1時間以上のピット作業を余儀なくされたのが大きく響き、総合18位に終わってしまった。

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なお、優勝はYoshimura SERT Motul(スズキ)が飾っている。

FIM EWC第2戦となるスパ24時間耐久レースは6月4日〜5日、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで開催される。同サーキットでは2001年以来のFIM EWC開催となる。




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