ヨシムラ
W650生誕と同時に歩みを始めたミーティングに、今年も老若男女がクロームメッキの輝きも眩しい自慢のカワサキWを駆って集まった。
Wファンなら参加OK! 自由なミーティング
バーチカルツインエンジンのカワサキWシリーズを集めたミーティングが開催された。その歴史はW650とともに始まっており、W650生誕22周年となる今年は、22回目の開催となった。
このミーティングの特徴はなんといっても自由なところだ。参加者の出欠確認もないし、ジャンケン大会などの目立った催しなどもない。スタートは午前9時と決まっているが、参加者は自由な時間に会場を訪れて各々自由に交流し、自由なタイミングで会場を後にする。そんな雰囲気がなんとも心地よく、ゆっくりと時間が流れていく。静かな山中の会場に時折バーチカルツイン特有のサウンドが聞こえてきて、Wがまた一台と増えていく。気づけば会場には80台近くが並んだ。
台数が多いのはW650以降のWシリーズで、20~30代の若いオーナーも多く、センスのいいカスタム車も目立っている。一方のメグロ、W1~W3は圧倒的に熟年紳士な方々が多い。年齢層の幅広さでは他に類を見ないミーティングではないだろうか。
空冷エンジンでスポークホイールといったモデルが減っていく中、W800とメグロK3は現行モデルとしてラインナップが継続されていることは非常に心強い。それと同じくこれからも末永く、この心地よいミーティングが継続されていることを期待したい。