ヨシムラ
仲間や家族と気軽に楽しむ新たな耐久レースイベント、Motoミニ3Hoursが晩秋のツインリンクもてぎフルコースで開催されカワサキミニの咆哮が響きわたった。
本気とエンジョイの秋。ミニバイク3時間耐久
“モータースポーツを仲間や家族と気軽に楽しむ新たなイベント”として、今年の春に初開催されたMotoフェスティバルの第2回大会が行なわれた。参加型の3時間耐久レースは、サーキット走行の未経験者でも限定ライセンスを取得することで参加できるので、年齢やレース経験もバラエティ豊富なライダーが参戦していた。さながら秋のミニバイクによる運動会だった。多数の参加台数があり、スターティンググリッドはクジ引きで決まるユニークなレース。スタートはル・マン式で、3グループに分かれてスタートしていった。
参加しているカワサキのマシンはZ125プロ、KSR110。他にもグロム、エイプ100、NSF100、ドリーム50、GAGなど、バラエティ豊かなモデルがレースを盛り上げていた。
表彰クラスが多いため、走行しているライダーも自分の順位が気になる。台数が多く、自分のペースを守って次のライダーにバトンをつないでいく方が、確実に順位を上げる方法かもしれない。途中で小雨も降り始めたため、ところどころでウェットのフラッグが振られていた。このまま本降りになるかと心配していたが、無事にカワサキ勢もほぼ全車ゴールラインを抜けレースを終えた。次回は来年春の開催を予定している。