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ヨシムラ

ADSS 97

イギリスを本拠としてFIM EWC(世界耐久選手権)に参戦しているADSS 97は、来たる2022年シーズンの体制を強化するため、経験豊富なBritish Endurance Racing Team(BERT)から第4ライダーとピットクルーを追加したと発表した。

2021年に同チームから参戦したジョニー・ブラックショー選手、ジェームス・エドワーズ選手、クリス・プラット選手に加え、元BERTライダーで耐久のスペシャリストであるジョン・レイルトン選手が加わることになった。このカルテットがNinja ZX-10RRに乗り、EWCスーパーストッククラスに参戦する。なお、ADSS 97は2022年シーズン、英国唯一のFIM EWC参戦チームとなる。

ピットクルーにはロード・アンド・レーシングのアラン・クックと、エンデュランス1000やクラシックTT、マンクス・グランプリで優勝経験のあるアラン・ハバードが就任した。

2021年シーズンは世界的なパンデミックの影響もあってレース環境も厳しいものがあったが、ADSS 97チームは2021年9月にポールリカールサーキットで行なわれたボルドール24時間レースで総合11位、スーパーストッククラス6位、ダンロップ・インディペンデントトロフィー候補のなかで4位という成績で完走しているチームだ。

ADSS 97の新旧ライダーとチームメンバーたちは4月にル・マンで開催される24時間耐久レースに始まり、6月のスパ、9月のボルドールと3つの24時間耐久レースで過去の成績を上回ることを目標としているとのこと。新体制になった同チームの動向にも注目したい。




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