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ヨシムラ

Tati Team Beringer Racing

フランスを拠点とするカワサキのチーム、Tati Team Beringer Racingは、グレゴリー・ルブラン選手とバスティアン・マッケルス選手の両名と契約し、2017-18年のEWCチャンピオンである長期チームメンバーのアラン・テッカー選手のパートナーになる、とFIM EWC(世界耐久選手権)公式サイトで発表した。

36歳のフランス人ルブラン選手は、耐久レースで多数の記録を残しており、ル・マン24時間レースで5勝、ボルドール24時間レースで4勝を挙げている実力者だ。

同じく36歳のベルギー人ライダーのマッケルス選手はYamaha Viltaïs Expériencesが2017FIMスーパーストックワールドカップ優勝に貢献している。彼はドイツのIDMスーパーバイク選手権でも成功を収めたが、2021年シーズンはボルドール24時間レースの予選で負傷したために2021年シーズンを欠場していた。

2018年のル・マン24時間レースの優勝者である27歳のテッカー選手も、2021年は忍耐の一年になっていた。ル・マン24時間レースでは最速のレースラップを記録したが、翌週末のフランススーパーバイクレースで転倒を喫し、手の骨を2ヶ所骨折。その影響で数レースを欠場することになった。

Tati Team BeringerRacingのチームマネージャーであるパトリック・エンジョラスは、この契約について次のようにコメントしている。

「彼らはTati Team Beringer Racingと一緒に走りたいと考え、私たちのところに来ることを選択しました。相互合意の後、すべてがスムーズに進みました。3人のライダーは耐久レースで自分自身の実力を証明しています。そして私たちの目標はトップ5に入ることです」

2021年シーズンでは注目すべきような結果を達成できなかったものの、Tati Team Beringer Racingは、日本最大のバイク部品オンラインストアのウェビックから、2021年シーズンのベストピットストップチームに授与されるWebikeトロフィーと、1万ユーロの賞金を獲得した。これはボルドール24時間レースでの急速なエンジンの修理を称えて贈られたものだとのことだ。




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