ヨシムラ
スーパーバイク世界選手権に参戦するカワサキレーシングチーム(KRT)と、英国最大のモールディング・階段部品メーカーであるチェシャー・モールディングス(CHESHIRE MOULDINGS)は、2022年、2023年シーズンのスポーティングパートナーおよびタイトルレースパートナーとしてコラボレーション契約を強化したことを発表した。
チェシャー・モールディングスは、2021年の英国ラウンドでタイトルレースパートナーを務めていたが、今回、7度のスーパーバイク世界選手権チャンピオンという成功を収めているチームとのコミットメントを強化し、ドニントンパークラウンド(英国)とポルティマオラウンド(ポルトガル)のメジャースポンサーパートナーとタイトルレースパートナーを務めることとなった。
KRTとチェシャー・モールディングスは、それぞれの活動において同じような考え方で取り組み、つねに卓越したものを目指している。さらにチェシャー・モールディングスはモータースポーツ界を熟知しており、すばらしいパートナーシップを築くことができた、とカワサキでは高く評価している。
今回のスポンサー就任とパートナーシップ強化についてチェシャー・モールディングスとKRTからのコメントは以下のとおりだ。
ジョン・カーニー(チェシャー・モールディングス マネージング・ディレクター)
「私たちは、スーパーバイク世界選手権KRTのスポンサーになることをうれしく思います。私たちの会社のミッションは、『自分たちがすることで一番になること』なので、私たちが応援すべきバイクチームはKRTだけです。このような世界トップクラスのチームと、当社のロゴとブランドが結びつくことを楽しみにしています」
ビエル・ローダ(KRT マーケティング・マネージャー)
「KRTとチェシャー・モールディングスは、それぞれの分野でベストを尽くそうという共通のビジョンを持っています。KRTはスーパーバイク世界選手権で最高のバイクを開発することを目指し、チェシャーはその分野で最高の家庭用階段部品、モールディング、デッキを作るために活動しています。ハードワークと細部における卓越性といった価値観が、それを達成する唯一の方法なのです。チェシャー・モールディングスの創設者兼CEOであるジョンとともに、私たちはモータースポーツへの情熱を共有しています。この共通の目標を持って、チェシャー・モールディングスが2022年と2023年のスーパーバイク世界選手権を戦うパートナーとしてKRTに参加することをうれしく思います」
チェシャー・モールディングスとは?
チェシャー・モールディングスは1988年に“ベストを尽くす”というシンプルな理念のもとに設立され、以来、階段のデザインにおけるマーケットリーダーとして活躍している企業だ。現在では、階段部品、モールディング、デッキ材の英国最大のメーカーとなり、これらのサービスに加えて、建具やシート材を販売業者や仕入れ業者に提供している。イングランド北西部を拠点に、モールディング、階段部品、デッキアクセサリー、シート材、ハンディパックなどを英国全土に販売している。
KRTは、今週スペインで最初のサーキット走行に臨むことになる。スペイン南西部に位置する全長4.423kmのヘレス・アンヘル・ニエト・サーキットで、6度のスーパーバイク世界選手権チャンピオン、ジョナサン・レイとアレックス・ロウズが2日間のテストに参加する予定となっている。このテストの計画は、チームの競争力向上を図ること。KRTは昨年、目標達成に大きく近づいたが、2022年と2023年に再びスーパーバイク世界選手権でチャンピオンシップを獲得するために、今後もハードワークを続けていくとのことだ。