ヨシムラ
2021年7月22日の“海の日”に、今年で5回目の開催となるZX-10、愛称鯱(シャチ)のオーナーズミーティングが開催された。希少車ではあるが15台が参加した。
希少車オーナーたちの年に一度の集いの場
ZX-10は1988年に登場したモデルで、その後のZZR1100へと続く系譜に位置している。ZX-10はその外観から、オーナーたちの間で鯱(シャチ)の愛称で親しまれているが、その鯱乗りたちのミーティングが今年も開催された。
愛称にちなんで毎年、海の日に開催してきたこの鯱ミーティング。今年で5回目の開催となり、毎年恒例となっている、三重県のツーリングスポットでもある青山高原で開催された。初回は5台の参加だったそうだが、主催者のカムイさんがSNSなどで毎年開催を呼びかけ、年を重ねるごとに参加台数も増加してきた。今年は関東や九州などからの参加者も含め、15台が参加した。当日は夏らしい日射しが照りつけるも、避暑地としても知られる青山高原は少し涼しい風が吹き、過ごしやすい環境での開催となった。
オーナー同士の親睦を深めるとともに、情報交換の場として開催されているこのミーティング。希少車ゆえに参加者の悩みも同じようで、お互いの車両を見ながら純正部品やカスタムパーツの話などでしばしの時間楽しんでいたようだ。
ミーティング自体は午前中で終了したが、その後は近くの飲食店までショートツーリングするなど充実した時間を楽しんだ。毎年、海の日は鯱ミーティング。オーナーはもちろん、ZX-10が気になる人も参加してみてはいかがだろうか。
山下 博央
フリーランスライター&カメラマン