ヨシムラ
カワサキモータースジャパンは11月24日、2022年初夏に国内導入予定モデルとしてEICMA2021で発表された2022年モデルのNinja H2 SX、Ninja H2 SX SE、ヴェルシス650を挙げた。
Ninja H2 SX
Ninja H2 SX SE
Ninja H2 SXとその上位モデルNinja H2 SX SEはともに、2022年モデルは2021年11月現在で日本の量産モーターサイクルおよびスポーツツアラーモデルとして、初めてボッシュ社のARAS(アドバンスト ライダー アシスタンス システム)を搭載するほか、停車時にブレーキ効力をアシストするVHA(ビークル ホールド アシスト)や、ブレーキランプを点滅させて後続車に急減速を知らせるESS(エマージェンシー ストップ シグナル)といった新機能もカワサキ車として初搭載。さらにエンジン各部の変更により、排出ガスのクリーン化や燃費の向上、中速域のトルクアップを追求した。デザイン面では、アッパーカウルのデザインを変更して外観を一新したスタイリング、快適性を向上させたシート形状など、フラッグシップモデルにふさわしいルックスとツーリング性能としたモデルだ。
VERSYS 650
ヴェルシス650はフロントカウルを中心に、VERSYSブランドのフラッグシップモデル「VERSYS 1000」シリーズにインスパイアされた新しいスタイリングへ変更したほか、荒れた路面や滑りやすい路面などでも安定した走行をサポートするKTRC(カワサキ トラクション コントロール)を新たに装備。ファンライディングの実現とともに、ライダーの安心感も向上させているのが特徴だ。装備面では乗車したまま簡単に高さを変更できるウインドシールドや、LEDヘッドライト、スマートフォンと連携可能な4.3インチフルカラーTFT液晶スクリーンを新採用している。
なお価格などは未定。また画像は海外向け発表画像なので国内導入モデルは細部が異なる可能性もある点にご注意いただきたい。