ヨシムラ
カワサキモータースは、2021年11月25日(木)からイタリア・ミラノで開催されるEICMA 2021、通称ミラノショーで「Ninja H2 SX / Ninja H2 SX SE」「VERSYS 650」の2022年ニューモデル3機種に加え、2022年の電動モーターサイクル3機種の投入予定について発表する。
Ninja H2 SX
「Ninja H2 SX / Ninja H2 SX SE」はスーパーチャージドエンジンによるパワフルな運動性能と、ロングツーリングでの快適性を追求したハイパフォーマンス・スポーツツアラー。2022年モデルは2021年11月現在で日本の量産モーターサイクルおよびスポーツツアラーモデルとして、初めてボッシュ社のARAS(アドバンスト ライダー アシスタンス システム)を搭載するほか、停車時にブレーキ効力をアシストするVHA(ビークル ホールド アシスト)や、ブレーキランプを点滅させて後続車に急減速を知らせるESS(エマージェンシー ストップ シグナル)といった新機能もカワサキ車として初搭載。さらにエンジン各部の変更により、排出ガスのクリーン化や燃費の向上、中速域のトルクアップを追求した。デザイン面では、アッパーカウルのデザインを変更して外観を一新したスタイリング、快適性を向上させたシート形状など、フラッグシップモデルにふさわしいルックスとツーリング性能としている。
Ninja H2 SX SE
Ninja H2 SXの上位モデルとなる「Ninja H2 SX SE」には、スタンダードモデルに加え、スカイフックテクノロジーを組み込んだ電子制御サスペンションKECS(カワサキ エレクトロニック コントロールサスペンション)を採用。また、フロントブレーキには、ブレンボ社製モノブロックキャリパーの最上級モデル「Stylema」を装備するといった点は2021年モデルと同様だ。
VERSYS 650
「VERSYS 650」は、すぐれたレスポンスと扱いやすさの両立を目指した649㏄パラレルツインエンジンとロングストロークサスペンションを装備し、あらゆる路面状況でストリートライディングの楽しさを追求するモデル。フロントカウルを中心に、VERSYSブランドのフラッグシップモデル「VERSYS 1000」シリーズにインスパイアされた新しいスタイリングへ変更したほか、荒れた路面や滑りやすい路面などでも安定した走行をサポートするKTRC(カワサキ トラクション コントロール)を新たに装備。ファンライディングの実現とともに、ライダーの安心感も向上させている。装備面では乗車したまま簡単に高さを変更できるウインドシールドや、LEDヘッドライト、スマートフォンと連携可能な4.3インチフルカラーTFT液晶スクリーンを新採用。
なお、電動モーターサイクルについての詳細情報は、2022年に案内するとのことだ。