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ヨシムラ

EICMA2021でビモータはカワサキ製1,043ccエンジン搭載のKB4とKB4RCを発表

EICMA2019で発表されたカワサキとイタリアのビモータとのジョイント。そのジョイント第1弾として登場したのがNinja H2エンジンを採用したTESI H2だった。そして今回、第2弾として発表されたのがKB4とKB4RCだ。

KB4とKB4RCはベースモデルが同一で、KB4がフルカウルスポーツモデルとして構築され、KB4RCはネイキッドスタイルというラインナップとなっている。

ビンテージモデルからインスピレーションを受けたというシルエットは”ビモータ・KB4″と即座に認識できる独占性を重視した、とビモータでは説明している。

ビンテージモデルからインスピレーションを受けたとしても中身は最新モデルとして高品質を追求しており、カーボン素材の部品や最新世代の電子制御、アルミ鍛造ホイール、本革サドルなどを採用し、「見るだけではなく運転する芸術」とビモータは解説している。

各部を見ていくと、エンジンは4ストローク水冷並列4気筒DOHC4バルブ・1,043ccを採用。圧縮比11.5:1、最大出力104.5kW、111N・mというビモータ側の公開情報からNinja 1000SXかZ1000いずれかのパワーユニットを流用していると思われる。

足まわりはフロントフォークにはオーリンズ製FGR&T 43 NIX30、リヤショックにはオーリンズTTX36。前後ホイールはO・Zレーシング製アルミ鍛造モデル。前後フレーキキャリパーとフロントブレーキマスターはブレンボ製。標準タイヤはピレリ・ディアブロロッソⅢと、高い走行性能を発揮可能なパッケージとなる。

そしてフレームはビモータ社が製作したビレットアルミニウム合金プレートを備えた高張力鋼のフロントトレリスとなる。

ビモータ公式サイトでは予約注文が開始されているが、価格や日本導入の有無は現状では確認できない。

BIMOTA KB4

BIMOTA KB4RC




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