ヨシムラ
カワサキは2021年11月25日から28日にかけて、イタリア・ミラノで開催される世界最大の二輪展示イベントEICMA2021に出展すると発表した。
メキシコでの新工場建設や従業員の増員を発表したカワサキは、EICMAにおいて、将来に対する楽観的な姿勢をアピールするとのこと。二輪やジェットスキー、オフロードカー、汎用エンジンなどを扱う新会社カワサキモータースは、グローバル・コーポレート・アイデンティティ・ロゴとしてリバーマークを全面的に採用し、2025年までに10台のEVまたはハイブリッドバイクを導入するという野心的な目標を掲げている。また、同時期に5台の先進燃料オフロード四輪車を開発する計画も進めているところだ。
2022年シーズンのモーターサイクル製品については、カワサキのショースタンドで新春らしいカラーリングの現行モデルに加え、すでに発表ずみの2022年モデルを組み合わせて展示するほか、メディアやファンの期待に応えるべく、複数の重要な世界初公開モデルを用意しているとのことだ。
カワサキのEICMAブースでは、2022年モデルとして、最新のレトロスポーツモデルであるミッドウェイトの「Z650RS」を鮮やかな3色のカラーバリエーションで発表。また「Z900 SE」と「Z900RS SE “Yellow Ball”」に加え、人気の高い「Z900」の新色ホワイトも展示し、ブースを完全に “Zed Fest”とするとも発表された。
カワサキモータースの伊藤社長は次のようにコメントしてる。
「カワサキのファンの皆さまは、EICMAショーでニューモデルを実際に体験できることを首を長くして待っていました。カワサキのモーターサイクルに乗ることで得られる純粋な喜びを表現した “Let the Good Times Roll “を実現するために、カテゴリーをリードする革新的なマシンを提供することが我々の使命です」
「カワサキモータースの中期的な目標は明確です。EICMAは、近い将来のさらなるニューモデルを発表するための理想的なライブ環境であり、我々が正常な時代に戻るための重要な役割をはたすことになるでしょう」
※写真はEICMA2019