ヨシムラ
2021年FIM世界耐久選手権は10月9日に全日程を終了し、カワサキを駆るフランスのプライベーターチームBMRT 3D Maxxess Neversは、スーパーストッククラスの栄冠となるFIM耐久ワールドカップを初めて獲得した。同チームはル・マン24時間レースでスーパーストック2位となり、続くエストリルとボルドールの2レースで優勝を飾った。さらに今年のボルドールでは総合3位となる活躍を見せている。ボルドールでの結果により最終戦のモスト6時間レースに挑む前に、今シーズンのワールドカップが決定していた。
他のスーパーストッククラスのカワサキ勢はというと、今季6回目の参戦となったフランスのEnergie Endurance 91は躍進し、6位という結果をつかんだ。モスト6時間レースではスーパーストッククラス3位を獲得し、見事に完走している。
9位のTeam 33 Louit April Motoは、ル・マンで12位、ボルドールではリタイヤしたものの、エストリルではスーパーストッククラスで4位に入賞するなど浮き沈みの激しいシーズンとなった。
以下、13位にPLAYERS、20位にADSS 97、26位にMOTOSTAND ENDURANCE、28位にKnigtyre Fullgas Racing Teamがそれぞれランキングされている。
スーパーストッククラスのワールドカップマニュファクチャラーズランキングはカワサキが獲得し、カワサキがワールドカップ2冠に輝くという結果を残している。