ヨシムラ
4月にも一度アナウンスされているが、現在、カワサキ車は401㏄以上のモデルで入荷遅れが発生している。
これは新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴う生産・流通面への打撃が最大の要因だと思われるが、現在もまだ生産・流通面が正常化しているとは言い難いのが現実だ。
その状況を鑑み、9月30日にカワサキは改めて声明を発表した。内容は以下のとおりとなる。
モーターサイクルの生産状況・納期についてのお詫びとお知らせ
日頃よりカワサキモーターサイクルをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
現在、カワサキモーターサイクルの生産につきまして部品入荷および物流の遅延が長期化していることから、生産の見通しが不透明な状況が続いており、弊社よりカワサキ正規取扱店に対するモーターサイクル納入時期の案内が困難となっております。
このため、カワサキ正規取扱店の店頭に在庫のない一部のモーターサイクルにつきましては、お客様への納期に大変お時間を要する、または納期のご案内が困難な場合がございます。
既にモーターサイクルのご注文をいただいているお客様、またご購入を検討中のお客様には、多大なるご迷惑をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
この状況を回復するべく、弊社では引き続き最大限の努力をしてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
401㏄以上の各モデルに関しては需要に対して供給が追いついておらず、注文はできたとしても納期を心待ちにしている人も少なくないだろう。カワサキプラザ各店にも現行モデルの在庫がないのか、2022年モデルの入荷予定はないのかといった問い合わせがかなり多いようだ。しかし、こればかりはカワサキも最大限の努力を注いでいるところであり、今しばらくはお待ちいただくしかないかもしれない。