ヨシムラ
先だってヨーロッパカワサキにて公開されたZ900RSのハイグレードモデルZ900RS SE。かつての名車Z1をほうふつとさせる“イエローボール”をベースとした専用カラー、オーリンズ製リヤショックやブレンボ製ブレーキキャリパー&ローターなど豪華な足まわりを採用するハイグレードモデルとして非常に注目を集めたが、2021年11月12日(金)※から全国のカワサキプラザで販売されることが決定した。
価格は160万6,000円(税込み)だ。
Z900RSからの主な変更点は、ブラック&イエローで仕上げられたフューエルタンク、オーリンズ製S46リヤショック、ゴールドカラーのアウターチューブを採用したうえでセッティングを見直したフロントフォーク、ブレンボ製ブレーキキャリパー&ブレーキローター&ブレーキパッド、小径化することでリニアな動きを追求するニッシン製ブレーキマスターとステンレス製メッシュホース、ゴールドカラーのホイールとなる。
サスペンションの変更によってか、若干だがZ900RS/CAFEとはスペックが異なっている。最低地上高は他2モデルが130㎜なのに対してZ900RS SEは140㎜、シート高はZ900RSが800㎜、Z900RS CAFEが820㎜に対してZ900RS SEは810㎜となる。全長×全幅×全高、車両重量はZ900RSと同じだ。
カラー名はメタリックディアブロブラックとなる。
2022年モデル Z900RS SE
2022年モデル Z900RS SEの主なスペック
車名(通称名) | Z900RS SE | |
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マーケットコード | ZR900NNFNN | |
型式 | 2BL-ZR900C | |
全長x全幅x全高 | 2,100mm×865mm×1,150mm | |
軸間距離 | 1,470mm | |
最低地上高 | 140mm | |
シート高 | 810mm | |
キャスター/トレール | 25.0°/98mm | |
エンジン種類/弁方式 | 水冷4ストローク並列4気筒 / DOHC 4バルブ | |
総排気量 | 948cm³ | |
内径x行程/圧縮比 | 73.4mm×56.0mm/10.8:1 | |
最高出力 | 82kW(111PS)/8,500rpm | |
最大トルク | 98N・m(10.0kgf・m)/6,500rpm | |
始動方式 | セルフスターター | |
点火方式 | バッテリ&コイル(トランジスタ点火) | |
潤滑方式 | ウェットサンプ | |
エンジンオイル容量 | 4.2L | |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | |
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン | |
クラッチ形式 | 湿式多板 | |
ギヤ・レシオ | 1速 | 2.916(35/12) |
2速 | 2.058(35/17) | |
3速 | 1.650(33/20) | |
4速 | 1.409(31/22) | |
5速 | 1.222(33/27) | |
6速 | 0.966(29/30) | |
一次減速比 / 二次減速比 | 1.627(83/51)/2.800(42/15) | |
フレーム形式 | ダイヤモンド | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック(インナーチューブ径 41mm) |
後 | スイングアーム(ホリゾンタルバックリンク) | |
ホイールトラベル | 前 | 120mm |
後 | 140mm | |
タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17M/C (58W) |
後 | 180/55ZR17M/C (73W) | |
ホイールサイズ | 前 | 17M/C×MT3.50 |
後 | 17M/C×MT5.50 | |
ブレーキ形式 | 前 | デュアルディスク300mm(外径) |
後 | シングルディスク250mm(外径) | |
ステアリングアングル(左/右) | 35°/ 35° | |
車両重量 | 215kg | |
燃料タンク容量 | 17L | |
乗車定員 | 2名 | |
燃料消費率(km/L) | 28.5km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時) | |
20.0km/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時) | ||
最小回転半径 | 2.9m | |
カラー | メタリックディアブロブラック(BK3) | |
メーカー希望小売価格 | 160万6,000円 | |
発売予定日 | 2022年1月21日(金) |