ヨシムラ
マフラーなど各種カスタムパーツをリリースする他、人気アニメ『エヴァンゲリオン』と長年コラボしてレース活動を続けているトリックスターが、11月14日(日)、茨城県のJARI(日本自動車研究所城里センター)にて“第3回 超MAX SPEED走行会”を開催する。
これはJARIが所有するオーバルコース(1周5.5㎞)で最高速アタックができるという内容となっている。走行会の参加クラスは大きく600㏄以上の高年式インジェクション車両を対象とした『BIG BIKEクラス』と、400㏄以下の『アンダー400クラス』の2コースが用意。さらにそれぞれのコース内で3つのクラスが用意されている。
その3つの参加クラスは次の通り。①目指せ!最高速クラス②200キロオーバークラス③高速走行エンジョイクラス、となる。①は300㎞/hを超えることを目指したクラスで、国産1,000㏄クラスのスーパースポーツモデルなどが対象。レーシングスーツが必須とされている。②は200~250㎞/hを目安としたクラスで、ビッグネイキッドやツアラーモデル、あるいはレーシングスーツを所有していない人が対象だ。③は200㎞/h以下で、180㎞/hリミッター付きのマシンや速度を出すことに不安を感じる人向けのクラスという位置付けとなる。なお、このクラス区分は車両の年式や状態によっては主催者判断で参加クラスを限定することもあるとのことだ。
各クラスとも安全な走行を実現するため、以下の事項も重視されている。①プロライダーによる先導走行②バンク(コーナー)では150km/h制限③減速地点の設置によりオーバースピードでのコーナー進入の防止④十分な車間距離を保つための千鳥走行の実施⑤アクロバット走行、他車の追い越し、煽り運転等の危険行為禁止、といった5つの事項を設け、ブリーフィングでは高速走行時のマシン操作の簡単なレクチャー、簡易的な車両点検なども行なっており、安全には細心の注意を払って運営しているのが大きな特徴だ。
参加費用は申し込み時期によって今回は三段階に分かれており、BIG BIKEクラス(600cc以上)は超早割:2万5,000円(9月3日までの申込)、早割:2万8,000円(9月30日までの申込)、通常:3万円(11月7日までの申込)となっており、U400クラス(400cc以下)は超早割:2万円(9月3日までの申込)、早割:2万3,000円(9月30日までの申込)、通常:2万5,000円(11月7日までの申込)となる。さらにTRICKSTARマフラー装着車両は参加費から5,000円割引となる。なお同伴者にも別途入場料金1,000円が必要で、参加者1人につき大人2名まで。高校生未満は安全上、入場できない。
装備品はフルフェイスヘルメットやブーツ、グローブは必須で、レーシングスーツ着用が推奨されるが、参加クラスによってはレザージャケットやレザーパンツ、プロテクター入りジャケット&パンツ類で認められる。また同社申し込みページからもクシタニのレンタルスーツサービスに申し込めるので、そちらもご利用いただきたい。
なお、安全上の観点から雨天時は中止となる。中止の判断は開催の5日前までに申込者に連絡し、中止の際は参加料金を全額返金される。