ヨシムラ
春の大型連休明けの5月8日(土)・9日(日)、茨城県・筑波サーキットでテイスト・オブ・ツクバSATSUKI STAGEが開催される。
テイスト・オブ・ツクバは日本最大級の草レースとして注目を集めているレースだ。国際ライダーも参戦し、ショップファクトリーとも呼ぶべきハイエンドな内容でカスタムされた1970〜80年代生まれのマシンたちが競い合うレースとして全国から猛者が集う一大イベントで、年に2回、春と秋に開催されている。
参戦しているレーシングマシンは、ベースはすべて市販車。それも昨今のスーパースポーツなどではなく、ツアラーやネイキッドと呼ばれるカテゴリーに属するマシンたちも多い。そんな市販車が日本最高峰のバイクレースJSB1000に迫るタイムで駆け抜けるのだから、カスタムやライダーがいかに高いレベルかよくわかるだろう。「ちょっと古いカスタムマシンで最新モデルをぶっちぎる」という夢を実現している場でもあるのだ。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、昨年は無観客となっていたが、今年は観客の入場も可能となっている。ただし当日発売は行わず、すべて前売り券のみとなっている。すでに2日間の通し券は完売しているので、土・日いずれかのみが販売中だ(各3,000円)。各日とも800枚限定なのでお求めはお早めに。またクルマでの来場時は駐車券(1,000円)も必要になるので、家族連れでの来場時には注意いただきたい。