ヨシムラ
4月10日(土)16時、新東名高速道路・御殿場ジャンクションから、2023年度完成を目指している新区間の一部となる新御殿場インターチェンジまでが開通した。それと同時に東富士五湖道路の須走インターチェンジ以南の国道138号バイパス、国道469号バイパス、県道仁杉柴怒田線(県道ひとすぎしばんた線)が開通し、バイパスを経由して新東名高速と東富士五湖道路が接続することになった。
従来だと新東名高速・東名高速から東富士五湖道路に接続するためには、東名高速道路・御殿場インターチェンジで下り、国道138号を北上するのがもっとも簡単な近道となっていた。しかし国道138号線は観光シーズンや近郊の富士スピードウェイでイベント開催時などは慢性的な渋滞を引き起こしていたのもネックとなっていたという。
その渋滞解消が期待されるほか、名古屋方面から東京都心、あるいは首都面を経由しての移動時、従来の新東名高速や東名高速だけではなく、中央道や中央道経由の外環自動車道に迂回することで交通集中を回避することも期待されている。
なお、下の図のように新御殿場インターチェンジから東名高速(東京方面)の利用は不可のほか、東名高速(下り)から新東名高速・新御殿場インターチェンジ方面への移動も不可。Uターンはできないと思っていいだろう。
富士五湖方面や山梨方面に名古屋方面から向かう、あるいは逆ルートでのツーリングを検討中の人は、今後はこちらのルートを検討してはいかがだろうか?