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ヨシムラ

モースポフェス2021

オンライン配信を含めてイベント開催そのものを断念

2019年まではホンダ、トヨタ、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの3社によりモータースポーツファンへの感謝イベントとして各種レーサーの展示やデモランなどを行なっていたモースポフェス。2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて中止となったが、2021年は協力メーカーを拡大し、四輪界からはスバルやダイハツ、日産、日野自動車、マツダ、三菱自動車に加え、ヤマハやスズキ、カワサキといった各国内バイクメーカーも協力してのファン感謝デーとして位置付けられ、今年3月開催を目指していた。しかし、このたび「モースポフェス2021 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~」の開催を見送ることを決定したと2月12日、鈴鹿サーキット公式サイトでアナウンスされた。

新型コロナ禍においても、改めて日本のモータースポーツ界の盛り上がりを目指す象徴として、また、この状況下でもモータースポーツを支援しているファンに感謝を伝えることを目指し、F1をはじめ、インディカー、世界耐久選手権(WEC)、世界ラリー選手権(WRC)、ロードレース世界選手権(MotoGP™)やスーパーバイク世界選手権(SBK)に関連するデモ走行やコンテンツ、SUPER GT車両によるドリームマッチ、国内トップフォーミュラの“SUPER FORMULA”参戦車両全車によるエキシビションレース、世界一過酷なダカールラリーへの参戦車両の走行、世界・国内のトライアル・モトクロスのトップライダーによるデモンストレーション、さらには初の取り組みとなるオンラインでの配信など、これまでの開催規模を大きく上回り、オールジャパンでモータースポーツを盛り上げるべく、協力各社と準備を進めていたとのコメントが発表されている。

しかし、緊急事態宣言が延長された社会状況を受け、ファン・選手・チーム・関係者などの安心・安全を最優先に考え、やむなくオンライン配信を含めたすべてのイベント開催を見送ることとなってしまったとのこと。

ファンの皆様の笑顔のため、モビリティやモータースポーツの魅力を、一人でも多くの方にお楽しみいただけることを目指し、ご協力各社の皆様と共に準備を進めてきましたが、この開催見送りの判断は非常に残念であり、また悔しい思いです。

2021年のモースポフェスは開催見送りとなりましたが、シーズン開幕に向けて、安心・安全にお楽しみいただけるよう準備を進めてまいります。

そして、2022年のモースポフェスを、再びモータースポーツ業界一体となり開催できるよう、改めて尽力してまいりますので、ご理解と応援をくださいますようお願い申し上げます

ニュースリリースは上記のコメントで締めくくられており、主催サイドとしても断腸の思いであったことが想像できる。イベントを誰もが心から楽しめるようになるためにも、一刻も早い新型コロナウイルス感染症の収束を願うばかりだ。




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