ヨシムラ
川崎重工は12月15日、国土交通省にリコールの届け出を行なった。
リコールはNinja 250/400、Z250/400、Ninja ZX-25R/SEの計6車種、全4,657台が対象となる。不具合が発生したのはエンジンに用いられているカムシャフトチェーンテンショナ。
原動機において、カムシャフトチェーンの張力を調整するテンショナの製造管理が不適切なため強度が不足しているものがある。そのため、テンショナが早期に破損し、適切な張力が維持できずエンジンから異音が発生。最悪の場合、カムシャフトチェーンタイミングがずれ、走行中にエンジンが停止するおそれがあるとしている。
リコール対象車は全車両、カムシャフトチェーンテンショナを良品と交換する。
不具合は12月15日時点で15件発生している。
リコール対象車の製造年は令和2年6〜11月となるので、今年2020年の後半に当該車種を新車購入した人は注意いただきたい。
なお、リコール対象車の車台番号は多岐に渡るうえ、リコール対象車の車台番号の範囲には対象とならない車両も含まれている場合があるので、当該車種のオーナーはリコール対象なのか車台番号を確認するには下記ウェブサイト下の『リコール等情報対象車両の検索』か、最寄りのカワサキ正規店に確認していただきたい。