ヨシムラ
カワサキ製スーパーチャージドエンジン採用のハイエンドプレミアムモデル
カワサキ製スーパーチャージドエンジンを搭載するハブセンターステアリングモデル・ビモータTESI H2。まずはヨーロッパで発売を開始するとの情報は本サイトでも過去記事として紹介したが、2020年10月1日からヨーロッパで発売を開始。現在は販売エリアを拡大中とのことだ。そのなかで、いよいよ日本での導入も開始されることが決定!
発売元はビモータ日本総代理店のモトコルセとなり、現在は予約を受け付け中。日本国内には2021年1月からの導入を予定しているとのこと。気になる価格は866万8,000円(税込み)だ。世界限定250台の販売を予定しているとのことで、日本への割り当て数は未発表。
TESI H2のスペックはこれまで公開されていなかったが、ここにて来て詳細が明らかとなった。
気になるのがハンドリングを大きく左右するキャスター角・トレール量の差異。ニンジャH2カーボンが24.5度/103㎜なのに対し、TESI H2は21.3度/117㎜を設定。乾燥重量も31㎏軽量となる207㎏。さらにホイールはO・Zレーシング製アルミ鍛造製に、前後サスペンションにはオーリンズ製ショックアブソーバとアルミスイングアーム。ブレーキはフロントにはブレンボ製スティルマ(STYLEMA)キャリパーを採用するなどハイエンドな構成としたことで、ビモータ得意のスポーツ性能をさらに引き上げたことが伺える。
日本国内導入モデルと欧州モデルの仕様差(エンジン出力など)に関しては、最終的な仕様は未確認ではあるものの、現時点では相違がないとの情報をモトコルセは得ているとのことだ。
カラーリングは2色展開となり、スタンダード(ホワイト×レッド×カーボンマットトランスパレント)とカーボン(マットトランスパレント)となる。
TESI H2の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2,074×770×1,155(㎜) |
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軸間距離 | 1,455㎜ |
シート高 | 840㎜±10㎜ |
乾燥重量 | 207kg |
エンジン型式・排気量 | 水冷4ストローク4バルブ並列4気筒・998㎤ |
最高出力 | 170kW(231ps)/11,500rpm [ラムエア過圧時:178kW(242ps)/11,500rpm] |
最大トルク | 141N・m(14.4kgf・m)/11,000rpm |
燃料タンク容量 | 17ℓ |
価格 | 866万8,000円(税込み) |