ヨシムラ
最終戦のレース1にて4位・13ポイントを獲得し、年間王者確定
10月16日〜18日にポルトガルのエストリルサーキットにて開催された、スーパーバイク世界選手権の最終戦となる第8戦エストリルラウンドにて、Kawasaki Racing Team WorldSBK(KRT)のジョナサン・レイ選手が、レース1で4位入賞し、見事年間チャンピオンを確定させた。またチームメイトのアレックス・ロウズ選手はレース1にて6位・10ポイントを獲得し、最終的には6位でシーズンを終えた。
ジョナサン・レイ選手のチャンピオン獲得は6年連続・6度目となり、当然のことながら史上初の快挙だ。またカワサキは製造メーカーごとに各レース最上位でゴールしたバイクのポイントを合計して争われるマニュファクチャラーズタイトルも獲得し、こちらも6年連続となる。
これはジョナサン・レイ選手やアレックス・ロウズ選手をはじめとするカワサキライダーの活躍もさることながら、レース活動にて絶えず進化を重ねてきた参戦マシン、Ninja ZX-10RRの安定したパフォーマンスも大きく寄与していると言えるだろう。
先にもお伝えしたとおり2021年シーズンのKRTは今シーズン同様の布陣で参戦することが確定している。この偉大な結果を踏まえると、カワサキ乗りなら来シーズンはさらなる記録の更新を期待してしまうが、まずは今回の勝利を噛み締めるとともにチームの労をねぎらいたい。