ヨシムラ
面発光を採用することで従来より小型化しつつ視認性アップ!
アクティブからこのたび新しく“LEDナンバーサイドウィンカー コンパクト”が発売されることになった。
従来から同社ではナンバープレート横に配置するLEDウインカーを販売しているが、配置こそ同じものの、従来よりも製品名どおりLEDウインカー部分がコンパクトになっているのが最大の特徴だ。
現在のウインカーはボディこそ小型化しても、発光体となるLEDには強力なモノが登場していて、ウインカーとしての法規制をクリアできるようになっている。同製品はその最新LEDを片側24個配列させ、ナンバー角45度での照明部は片側で投影面積7.99㎠となる。法規制では7㎠以上と定められているので、問題なく車検適合品として使用可能なのだ。
ちなみに、ウインカー発光部の面積についてはeマーク(欧州法規)の認可が取得できていれば、より小さくてもウインカーとしては認められている。しかし、アクティブでは国内法規の面積を重要視し、7.99㎠という発光投影面積を決めたとのことだ。
また、もともとLEDは指向性が非常に強いためかウインカーとして使われても光の粒が強すぎ、端から見ると光の点が複数並んでいる状態になることもめずらしくない。これを回避するため、レンズ部分を大型化しつつレンズカットを設けて、内部の光を拡散しやすくしてウインカーとするケースもある。その点、同製品は面発光し、従来よりも明るいLEDを採用・配置しており、レンズカットを用いなくてもレンズ部分全体を発光することが可能になった。その結果、視認性・被視認性をさらに高めつつ、コンパクト化を実現しているのだとこと。
具体的な大きさの比較をすると、従来品が幅×長さが12×120㎜だったのに対し、10(最大幅部分19)×82.5㎜、高さが26㎜に対して15㎜と全体的にミニマム化している。
なお、LEDウインカーが左右で独立していると、ユーザー個々の取り付け方によっては車検適合品なのに車検に適合できないといった事態も起こり得る。ウインカーはリヤだと左右それぞれが150㎜以上離れていることが求められるからだ。そこで同製品に限らずアクティブ製LEDウインカーはステーを最初から介した形で販売していて、そのままボルトオンでナンバーステーに装着すれば、誰でも適法状態でLEDウインカー化を楽しめるのだ。なお、ナンバーステーの大きさの兼ね合いもあって、同製品は126㏄以上の小型二輪以上用となるのでご了解いただきたい。
付属品としては7.5Ωのレジスターが用意されていて、ハロゲンウインカーとの交換時に必要に応じて使用すれば、ハイフラッシャー防止となる。
レンズカラーはホワイトとスモークの2色展開。もちろん発光体は間違いなくオレンジ色なのでご安心を。
法規制や視認性・被視認性低下を心配することなく、スタイリッシュなリヤビューを構築できる本製品を使い、より愛車をシャープに演出してみてはどうだろうか?
LEDナンバーサイドウインカー コンパクト
価格:1万7,600円(税10%込み)
仕様
消費電力(w) | 12V 2.2W-13.5V 3.4W |
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付属品 | セラミック抵抗(7.5Ω×1)、配線クリップ、タップ(各4個)、タイラップ(80mm×6個)、白配線、黒配線(各1本) |