ヨシムラ
2019年、カワサキコーヒーブレイクミーティングは過去最高回数となる10回を予定して開催してきた。その締めくくりとなる今年の10回目が、2019年12月8日(日)に沖縄で開催された。当日は晴天に恵まれて、バイクに乗らない時は半ソデかロンT、1枚でちょうどいいくらいの陽気に見舞われた。会場も沖縄ならではの場所で、日本を代表するマリーナ、宜野湾マリーナ。会場すぐ横の係留所には豪華クルーザーやヨットがずらりと並んでいた。
沖縄時間に合わせ、ミーティングは12時にスタート
沖縄ならではといえば、開催時間も特徴の一つ。いわゆる沖縄時間だ。沖縄では、集会やイベントなどの集まりで、遅刻は日常茶飯事の傾向があり、カワサキコーヒーブレイクミーティングも開催時間を通常の10時から12時を2時間遅くして、12時から14時に変更して開催された。来場具合はというと、開始30分前に駐車場に集まっていたバイクは13台。通常、晴れていれば、開始30分前には駐車場にズラリとバイクが並んでいるのだけれど、沖縄は違う。ところが、開始10分前くらいになると突然バイクが集まり出し、列をなして会場に入って来る。そのようすは、まるで会場近くでたくさんのカワサキ乗りが待機していて、時間と同時に一斉に会場に入ってきたかのよう。こうして、他のエリアよりも少ないものの、駐車場には多くのカワサキ車が並んだ。
集まった車両で目立ったのは空冷Zで、とくにZ1000MkⅡやZ1Rなど角Zの割合が他のエリアより多い。しかも、これらの空冷Zは、かなり凝ったカスタムがされているのだ。この傾向は今回だけでなく、過去の沖縄の開催でも同じことが言えた。今回の傾向でいえば、ニンジャ250/400など最近のニンジャシリーズが、過去の沖縄の開催より増えたことだ。ニンジャシリーズに乗った来場者が増えたのは、他のエリアでも言えることだが、沖縄でもニンジャシリーズのオーナーが増えたということだろうか。
どことなくのんびりした雰囲気の中、ミーティングは進行
開催時間は他のエリアと同じ2時間なのだけれど、どことなくのんびりした雰囲気が漂い、時間がゆっくりと流れている。イベントはそんなムードで進行した。ジャンケン大会では、カワサキオリジナルグッズの他、ブース出展業者から沖縄のみなさんにお土産とばかりに、米や銘菓など本州の名産が景品として用意された。イベントの最後は、KAZEギャルとカワサキバイクマガジン編集長が、いつも通り来所者をお見送り。またの再会を願った。
これにて、2019年のカワサキコーヒーブレイクミーティングは終了。2020年の予定はまだ決まっていないけれど、決まり次第随時告知していくぞ。