天候が心配されたイベント当日、ZX-10をこよなく愛するメンバーが集結。顔なじみという人も多く、和気あいあいとしたミーティングとなった。
悪天候をものともせず鯱使いが集まった!
当日の天気予報は雨こそ大丈夫そうだったが、開催場所が高原のため、やはり心配があった。取材班が現地へ向かっている途中も雨に降られたり、霧が出たり。集合場所へ着いたときには、霧が出て視界がよくない状態だった。しかし、そんな天候でも、すでに到着している2台のZX-10(シャチ)を確認。中止の予感もあったので、胸を撫で下ろす取材班。とはいえ、この2人だけかも…、という考えも浮かび、足早に駆け寄ってみると「今日はおそらく6台は来ると思いますよ。もしかしたらもう1台増えるかも」という、うれしい情報が。
そうこうするうちに空も明るくなってきた。1台、また1台と青山高原に響く水冷カワサキインラインフォーの咆哮。結果、参加台数7台と過去3回の最高記録を更新。主催のKAMUYさんは「今後は近畿圏の鯱(シャチ)を集めたい!」とこれからますますの規模拡大を誓っていた。
ズラリと勢ぞろいした今回参加のZX-10たち。フルノーマルの車両からフルカスタムのマシンまで、オーナーの個性をしっかりと感じられた
バイク好きが集まると話が始まる。それが同一車種のオーナーとくれば、愛車の調子やパーツ、カスタムについてなど、話題は尽きない
今回のミーティング参加者のために主催のKAMUYさんが制作したのが“鯱海”千社札ステッカー。“TOMCAT“Ninja”の2パターンあり
今回、集合場所になった青山高原第一駐車場には休憩できる建物も完備。参加者も屋内で椅子に座って、しばし休憩&歓談を楽しんでいた

[KAMUYさん]今回のミーティングを主催したKAMUYさんの愛車は、2台目となるZX-10。現在、走行距離は4万3000kmだが「ずっと乗り続けるつもり」とニッコリ

[クマドライダーさん]忙しくても月に1、2回はエンジンをかけ、少しでも走るのが調子をたもつ秘訣とのこと。「古いバイクやけど思ってるいより速いし、エンジンパワーも十分!」
[TORU ZX-10さん]初の大型バイクとして、一昨年に購入したこのマシン。買ったときからほぼこのカスタムの状態だったそう。デカいカウルがお気に入りとのこと
[石井さん]現在のカスタムはマフラーとハンドル。これからホイールをホワイトに、エンジンをブラックに塗装予定。「とにかくデカくて重い。でもそれがいい!」
[山崎さん]「乗りやすさとほどほどの速さ、それにデカいケツが魅力」と山崎さん。発売40周年に向けてがんばる!と、これからも乗り続けることを宣言
[山さん]大阪から参加の山さんはもともとカワサキ好き。足まわりからハンドルまわり、点火系などフルカスタムされたマシンは、全部自分でコツコツと仕上げたもの
[イナゴさん]31年前、発売直後に購入。「発展途上、未完成の魅力がある。味があるし、ライダーがちょっと補ってやるところがいい」とベタぼれのようす
青山高原から川上ダムへ移動したあと、観眺台にて記念撮影を行ない、ミーティングはお開きに。と言いつつ、参加者はこのあとランチへ。そちらでもZX-10話に花が咲いたことだろう