ヨシムラ
各種レース参戦など精力的な活動を続けているトリックスターは11月、Z900RS用フルエキゾーストマフラーやニンジャ650/Z650用フレームスライダーなどをリリースした。
伝統的なスタイルを継承する丸形サイレンサーを採用
Z900RS用フルエキゾーストマフラーはトラディショナルなスタイリングの車体を意識し、丸形サイレンサーをあえて使用しているのが大きな特徴。とはいえオールディーズに仕上げるのではなく、サイレンサーは焼き色付きチタン外装とし、エンド形状はGPタイプとすることで現代的なテイストを盛り込んている。サイズは外径φ115×全長400mmとなる。
チタン製エキゾーストパイプのレイアウトは4-1としながらも、集合部にセパレーターを内蔵することで4-2-1集合方式と同じ特性を発揮。全域にわたってフラットになる出力特性を追求している。またチタン製とすることで純正13kgに対して同社製は4.7kgと大幅な軽量化にも貢献した。
もちろんJMCA認定・政府認証もクリアした車検適合品。オイル・オイルフィルターの交換にも対応している。サイレンサーバンドやマフラースプリング、タンデムステップ移設用ブラケットも付属する。
なお、車検適合品とは別に、ほぼ同仕様のレーシング用(公道使用不可・車検非対応)もリリースされている。
Z900RS(18-) 政府認証フルエキゾーストマフラー 115×400焼きチタンGP
価格:23万2,000円(税抜)
Z900RS(18-) レーシングフルエキゾーストマフラー115×400焼きチタンGP
価格:21万5,000円(税抜)
転んだ際にも車体を滑らせ衝撃を低減させる
昨今はドレスアップ要素も重視されて広く普及しているフレームスライダー。スライダーとは文字どおりスライド=滑らせるためのパーツ。立ちゴケなどでのキズ付き防止が主な役割ではなく(※結果的にスライダーが存在したおかげでカウルなどが守られることはある)、転倒時に車体を滑らせ、フレームやエンジンに対してのダメージを最小限化させることを意図したパーツだ。
さて、そんなスライダーをトリックスターがニンジャ650とZ650用にリリース。ともに17-19年式に対応するが、スタンダードな丸形、楕円形のタイプE、三角形のタイプDと3タイプが用意されており、好みで使い分けやすくなっている。
カウルへの加工は不要。万一の破損時を考えて片側ずつの補修セットもリリースされている。
Ninja 650(17-19)、Z650(17-19) フレームスライダー
価格:1万3,800円(税別)
Ninja 650(17-19)、Z650(17-19) フレームスライダー TYPE-E
価格:1万5,800円(税別)
Ninja 650(17-19)、Z650(17-19) フレームスライダー TYPE-D
価格:1万4,800円(税別)