今年で第8回目となる北海道ダブワンミーティング。例年と同じく富良野市のハートヒルパーク展望台で開催され、初参加者6名を含めた31台が参加した。
未だ雨知らず、絶好のミーティング日和を満喫
ミーティングの心配ごとの一つは天候だが、今年も最高のミーティング日和に恵まれ、雨知らずの記録を更新した。ミーティングの事務局を最初の集合場所とする本隊十数名は予定どおり午前7時30分に富良野に向けて出発した。同ミーティングの特徴は、第2回から取り入れられた参加者全員によるマスツーリングを取り入れていることだ。ただし30数台が一斉に走るとなると交通量の少ない北海道とはいえ交通の妨げを招きかねない。そのため、先導車に加えて中間にも地元の地理に詳しいリーダーを設け、二班に分けて走行するという形態を取っている。
出だしにまさかの雨に降られたが、三芦峠を越えたあたりから青空に見舞われ、濡れた参加者たちのライディングギアは乾いて気分も爽快。今年のミーティング参加者全員が集合するフラノマルシェ駐車場で、十勝、上川、胆振、石狩、空知、渡島に加え、長崎県、群馬県からの参加者合わせて31名(欠席4名)が合流し顔合わせを行なった。その後、開会式が行なわれるハートヒル駐車場まで約60kmのマスツーリングを楽しんだ。ハートヒルパークで記念写真を撮影した後、カフェ・フラノでランチタイムとなりW談議の花を咲かせた参加者たちは、午後2時をもって解散、三々五々帰路についた。
事務局の所在地は岩見沢にあり、事務局を切り盛りするメンバーの最乗さんのガレージもココにある。距離的に当日参加が厳しい人はガレージの2階で前泊
事務局を出発したあと、道道452号線沿い(芦別市)の観光スポット、三段滝で小休止。三段滝と紹介されているが細かい段差が10個以上繋がっている
フラノマルシェ駐車場で参加者が全員合流したのち、開会式の会場となる約60km先のハートヒルパーキングまでマスツーリングで移動し、開会式を行なう
集合場所となったフラノマルシェ駐車場から約60kmのマスツーリングがスタートし、開会式の会場となるハートヒルパーキングへ到着。遙か彼方に北海道百名山芦別岳がそびえ立つ
富良野市の古民家喫茶カフェ・ノラでランチタイム。手製の看板に書かれた“Welcome Kawasaki W”の文字に参加者たちは大感激。この日は貸し切りの計らいだった
座敷に上がってランチを取りながらW談議に花を咲かせる参加者たち。カフェ・ノラのオーナーもバイクに乗っており、バイク乗りへの接し方には愛をも感じたそう
昨年は海苔でWの文字が書かれていたが、今年はグリーンアスパラにレベルアップ。このカレーライスはおかわり自由で、なかには3度もおかわりした人もあった
愛車W1Sに荷物を積み込んだスタイルで参加したのは江別市から参加の佐々木一男さん。とくにボストンバッグらしき箱物には参加者たちがとても注目していた
第8回 北海道W1ミーティングのシンボルマーク。親交のあるW1箱根ミーティングと同じデザインで、北海道のW愛好家のためにこれから歴史を刻んでいく
参加したみなさんの注目は初期型に集中。初期型W1Sのフルノーマルで参加した公平さんのバイクはW1の標本代わりのように参加者たちに注目されていた

ランチタイム後、ミーティングのフィナーレを飾るお決まりの両手を挙げてWポーズ。なかには腕の上がりの悪い人もいたようだが、ミーティングは無事終了した