ヨシムラ
限られたスペースに見どころ満載!
Z H2とNinja ZX-25Rが注目されている東京モーターショー・カワサキブースだが、そのほかにも興味深い出品がある。その一つがZ1/Z2用の再販シリンダーヘッドで、その完成品が展示されているのだ。再販品のシリンダーヘッドは黒と銀の2種類があり両方を展示していて、表面の質感までも確認できる。表面のざらつきなどの質感は、当時モノよりやや整えられている印象だ。いよいよ今年12月から受注が始まる注目部品の現物を、ぜひ確認しておきたい。
また今年は、金属の質感をより演出したりハンドル位置を変更したりしたW800のニューモデルを展示したのに伴い、往年の名車、650-W1とカワサキ500メグロK2も展示。ビンテージ感を演出したコーナーも設けていた。さらに、今年スーパーバイク世界選手権5連覇を達成したジョナサン・レイが乗るNinja ZX-10RRとトロフィー、そして鈴鹿8耐参戦時のレーシングスーツも展示。ほか10月に発売開始になったばかりのKLX230も展示されるなど、他の車両メーカーに比べてスペースこそ狭いものの、見どころが凝縮されたブースとなっている。