ヨシムラ
今年21周年を迎えたカワサキコーヒーブレイクミーティングも、いよいよ終盤を迎える。カワサキのレジェンドライダー、エディ・ローソンのゼッケンにちなんで21周年記念として開催してきた今年は、年間開催回数を過去最高となる10回を予定している。その8回目が、10月20日(日)に名古屋のサンビーチ日光川で開催された。開催日前は、会場がある愛知県は雨が降ったものの、当日は雨が降ることがなく、心地よい秋の晴天に恵まれた。
イベント名にちなんで、会場ではコーヒーが無料で振舞われていて、ここ数年は、春と秋はホットコーヒー、夏はアイスコーヒーが用意されている。今回の名古屋は10月の開催とはいえ、若干汗ばむほどの陽気だったため、アイスコーヒーが振舞われた。開催時間は午前10時から正午くらいまでと短く、イベント内容はフリータイムを基本としていて、目立った催しといえばイベント終了30分前からスタートするステージイベントぐらい。それに加えて名古屋では12業者がブースを出展。このように実にシンプルなイベント内容なのだが、1998年から続いている長寿イベントで、場所にもよるが2,000人以上が来場する、カワサキを代表するイベントなのだ。
大きな特徴は、何と言っても会場に集まる一般ライダーのカワサキ車だ。駐車場にはたくさんのカワサキ車がずらりと並び、現行車、絶版車、ノーマル車、カスタム車、希少車など、いろいろなカワサキ車を見ることができる。名古屋では1,681名が参加し、ニンジャ1000、Z900RS、ニンジャH2など話題の現行モデルから、空冷Zシリーズ、GPZ900Rなどの名車も多く集まった。それらメジャーなモデルに混ざって、EX-4が8台横並びになるなど、日常のバイクライフではあまりお目にかかることができない光景にも巡り合えた。
また名古屋で印象的だったのが、イベント終了後の駐車場だ。同じバイクに乗る者同士がバイクを並べて、記念写真を撮影しているのである。写真撮影をしているグループはオーナーズクラブ以外にも、この日の会場で知り合ったバイク乗りという仲間も見られた。このように、クラブで参加したり、会場でバイク乗り同士が交流を図ったり、開催時間が短いため、その後ツーリングを楽しんだりと、シンプルなイベントだけにいろいろと活用方法があることが、長く続いている理由の一つだろう。
今年は残すところ2回、千葉と沖縄だ。カワサキ乗りなら、ぜひ参加してほしい!
以降の開催スケジュール
KCBM in 千葉 | |
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開催日 | 2019年11月24日(日) |
開催場所 | ロングウッドステーション(千葉県長生郡長柄町山之郷67-1) |
開催時間 | 10:00〜12:00 |
KCBM in 沖縄 | |
開催日 | 2019年12月8日(日) |
開催場所 | 宜野湾港マリーナ(沖縄県宜野湾市真志喜4-4-1) |
開催時間 | 12:00〜14:00 |