ヨシムラ
アクティブが取り扱うオランダ生まれのショックアブソーバ、ハイパープロのツインリヤショックに、日本限定でスポーツ性能をさらに高めたモデル、DP-Sが追加された。
ハイパープロ製ショックアブソーバは汎用性にすぐれた特性を発揮するが、今回開発されたDP-S(ダブルピストンシステム)は減衰性能をさらに高め、とくに高速域での反応のよさ(入力に対する応対の早さ)を強化したスポーツグレードという位置づけとなる。
その『ダブルピストンシステム』だが、ショック本体のメインピストンに加えて別体式タンクの間にサブピストンを追加し、減衰機構を2つ設けることで、より細かく減衰力を生むことができるようにしたというのが最大の特徴。メインピストンは伸び・圧側両方を、サブピストンは圧側の減衰力をシムでコントロールしており、いずれも調整ノブのみで調整が可能。
さらにワンウェイの伸び側減衰機構を搭載したことで、伸び・圧側にメリハリを設け、スイッチ感を向上。また圧力バランスを整え、よりスムーズなストロークと、それによる路面状況の把握がしやすくなるとのこと。
シリンダーチューブも従来のスチール製からアルミ製へと変更されるなど設計変更は多岐にわたり、構造パーツが増加しつつも軽量化も追求している。
カワサキ車の適合はZRX1100/1200R/1200S/ダエグ、ゼファー750/1100など。
10月末にデリバリー開始予定だ。
また、従来ラインナップ同様にフロントスプリングとセットになったストリートボックスも同時に販売予定。
ハイパープロ ツインショック DP-S
価格:18万8,000円(単品税別)、19万4,000円(ストリートボックス税別)
カワサキ車適合車種(リヤショックのみ)
- ZRX1100/1200R/1200S/ダエグ
- ゼファー1100/RS
- ゼファー750