九州のプロショップで構成されるワン&ツークラブ。このグループが年3回の走行会“ワン&ツークラブミーティング”と、年2回のレース“ワン&ツークラブフェスティバル”を開催。今回、後者を取材した。
総合優勝したマシンはモノショックのZRX
ワン&ツーフェスティバルは春と秋の年2回開催されており、今回は秋の大会をレポートする。走行クラスは大きく2つに分けられる。鉄フレームを採用した車両のクラスと、アルミフレームを採用した車両のクラスだ。さらに、それぞれのクラスにおいて、ラップタイムごとにクラスが分けられる。
予選を走るためにピットロードに並ぶ参戦マシン。鉄フレームとアルミフレームの予選が個別に行なわれ、15分の間のベストラップを競う。鉄フレームは33台、アルミフレームは28台が出走
レースは各クラスごとに個別に1レース開催され、ラップタイムにより分けられたクラスごとに順位が付けられる。総合で上位を占めるのはエキスパートクラスで、今年はZRX1200Sが優勝。DIYにて、エンジンから車体まで大幅に手が加えられたマシンだ。ワン&ツーフェスティバルは、走行性能の向上をねらい、創意工夫のカスタムがほどこされた車両ばかりだ。なかでもカワサキ車がもっとも多い。