ヨシムラ
カワサキレーシングチーム45thとカワサキチームグリーン35thを記念し、KXに従事してきたOBと支援者88名が一堂に介し、親睦のパーティーを開催した。
平井稔男氏85歳は、当時の出で立ちで登場
KXが発売開始されてから45年周年を迎えた今年、5年前の40周年記念に引き続き、カワサキモトクロスOB有志の会が主催して、親睦会が兵庫県明石市のホテルグリーンヒル明石で開催された。この親睦会は当初、今年の7月7日にマリンピア神戸で開催される予定だったが、近畿地方の豪雨により会場が閉鎖され中止となり、改めて10月開催となったもの。
出席者の受付は午後2時30分から始まり、KX創世記から活躍した開発担当者やレース関係者が続々と来場した。なかでも、久しぶりに再開したモトクロスOBライダーたちは、現役時代の懐かしい話に加え、「腰痛が…」とか、「視力が落ちた」など現役時代に抱え込んだ古傷など、お互いの体調を気遣っていたのが印象的だった。
午後3時過ぎに懇親会がスタート。初めの挨拶としてカワサキレーシングチームOBで、70年代に監督を務め、その後アメリカ駐在となり、アメリカでチームグリーンの創設に尽くした百合草三佐雄氏が壇上に立った。その後カワサキモータースジャパンOBの渡部達也氏による乾杯の音頭を機に、懇親会がスタート。会場内は一気に懇親会ムードが盛り上がった。この後カワサキレーシングチームに所属したOBライダーとカワサキチームグリーンのOBライダーで、それぞれ記念写真を撮影した。
土門六平
フリーランスライター&エディター